デザートにのっている『ミント』　食べるor食べない？　管理栄養士が教える『効果』とは

カフェやレストランでデザートを頼むと、ちょこんと添えられている緑の葉っぱ。あのミント、なんとなく避けていませんか？
飾りなの？食べてもいいの？ちょっと気になる存在ですよね。

今回は「デザートのミントって食べるべき？」という素朴な疑問について、管理栄養士の視点から解説します。

ミントが添えられている理由

ミントがデザートに添えられるいちばんの理由は、香りと清涼感。甘いものを食べた後、口の中にさっぱり感が残るのは、ミントの爽やかな香りのおかげです。

また、鮮やかなグリーンはスイーツの彩りを引き立て、見た目にもおいしそうに。そんな理由から「味・香り・見た目」三拍子そろった、名わき役としてよく使われています。

ミントを食べるメリットって？

実はミントは、単なる飾りではなく、れっきとした『薬草』として世界中で親しまれてきた歴史があります。ミントに含まれる「メントール」には、消化を助けたり、口臭予防、リラックス効果があるといわれています。

さらに、ビタミンAや抗酸化成分も含まれていて、食べることでほんの少し体にもプラスの働きがあるんです。デザートのあと、1枚を口にするだけで、ちょっとしたリフレッシュになりますよ。

ただし、注意したいポイントも。基本的には食べても問題ありませんが、敏感な人は注意が必要です。
たとえば、メントールが強く刺激になることがあり、胃が弱い人や妊娠中の方、小さなお子さんは控えたほうが安心。苦手な味だなと感じたら、無理に食べる必要はありません。

デザートのミント、気になるなら一口試してみて

ミントは見た目を飾るだけでなく、消化促進や口の中のリフレッシュに役立つ、ちょっとした『名脇役』。

「飾りかな？」と遠慮していた人も、もし味や香りが苦手でなければ、次のデザートタイムに一口チャレンジしてみては？ほんのひと葉で、スイーツの印象が少し変わるかもしれませんよ。

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監修者：陽南（はるな）
管理栄養士×ヨガインストラクター

女子栄養大学卒業。3人兄弟の母。
オンラインを中心にママ向けヨガインストラクターとして、「自分の時間も大切にしていい」と思える心と体づくりをサポート。
埼玉を拠点に、地域のママたちが集えるコミュニティで、親子ヨガやリラックスヨガを通し、ママが素の自分でいられる居場所づくりを大切にしています。
ヨガスクール「ママニティカレッジ」認定講師としても活動中。
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