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料理に添えてある『パセリ』食べるべき or 残すべき? → 管理栄養士が明かす、“驚きの真相”とは?!

  • 2025.6.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

料理の脇にちょこんと添えられているパセリ。あなたは食べますか?それとも飾りとして残しますか?見た目をパッと華やかにするこの緑の小さな葉っぱは残されてしまいがち。でも、このパセリ、実はただの飾りではなく、栄養のある食材なんです。

今回は管理栄養士の意見を交えながら、添えられたパセリを食べるべきか、そうでないのか、その理由を詳しくお伝えします。

パセリは「飾り以上」の役割を持っている?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

パセリには、ビタミンCやビタミンKなどの不足しがちな栄養素が豊富に含まれており、食事の栄養バランスをサポートしてくれます。

管理栄養士によると、「パセリは低カロリーでありながら、抗酸化作用を持つ成分や免疫力を高めるビタミン類が豊富なので、積極的に取り入れてほしい食材」とのこと。特にビタミンKは骨の健康や血液凝固に関わる重要な栄養素で、パセリはその優れた摂取源になります。

実は口臭予防にも?パセリの意外な効果

パセリの魅力は栄養だけではありません。新鮮なパセリには、口臭予防の効果もあるのです。これは、クロロフィル(葉緑素)という成分によるもので、抗菌作用により口内の細菌の増殖を抑え、口臭を和らげてくれる働きがあります。

そのまま食べるのが苦手な方は、細かく刻んでドレッシングやスープ、サラダに混ぜるなど、料理に合わせて取り入れるのがおすすめです。

ただし、パセリは少量でも栄養価が高いため、1日の目安は大さじ1杯(約15g)ほど。過剰に摂取すると、体質や体調によっては子宮収縮や腎結石のリスクが高まる場合もあるため、適量を守ることが大切です。

食べるパセリで毎日の食事をちょっとプラスに

これまで「飾り」だと思っていたパセリも、実は健康に役立つ栄養素がたっぷり詰まった頼れる名脇役。苦味や香りが気になるときは、調理法を工夫して、無理なく取り入れてみましょう。

毎日の食事に、ちょっとした彩りと栄養をプラスする気持ちで、パセリをぜひ楽しんでみてくださいね。


監修者:陽南(はるな)
管理栄養士×ヨガインストラクター

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女子栄養大学卒業。3人兄弟の母。
オンラインを中心にママ向けヨガインストラクターとして、「自分の時間も大切にしていい」と思える心と体づくりをサポート。
埼玉を拠点に、地域のママたちが集えるコミュニティで、親子ヨガやリラックスヨガを通し、ママが素の自分でいられる居場所づくりを大切にしています。
ヨガスクール「ママニティカレッジ」認定講師としても活動中。
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