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「二度は観たくない」「人には勧めれない」“あまりにも絶望的な脚本”に視聴者騒然…だけど「圧巻の一言」映画史に残る絶賛作

  • 2025.8.5

映画やドラマ作品の中には、リアリティを追求するあまり過激なストーリーや描写が多く存在する作品がありますが、みなさんの中にも過激なストーリーやシーンを観て、視聴後に大きな衝撃を受けた作品があるのではないでしょうか。

そこで今回は、“元気がある時に観てほしい邦画”を5作品ご紹介します。本記事では第1弾として、映画『ヴィレッジ』を取り上げさせていただきます。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『ヴィレッジ』はどんな作品?

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映画『ヴィレッジ』の公開御礼舞台あいさつに登壇した横浜流星(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ヴィレッジ』(KADOKAWA、スターサンズ
  • 公開日:2023年4月21日

映画『ヴィレッジ』は2023年に放送された映画作品で横浜流星さん、黒木華さん、一ノ瀬ワタルさん、奥平大兼さんという豪華キャストの出演で話題になりました。映画『新聞記者』『余命10年』を手がけた藤井道人さんが監督を務める社会派サスペンス作品です。

あらすじ

美しい山々に囲まれた集落「霞門村(かもんむら)」。ここには、伝統芸能「薪能(たきぎのう)」が継承されている一方で、村の奥には巨大な最終処分場(ゴミ焼却施設)が建設されていた。

村で暮らす青年・片山優(横浜流星)は、ある過去の出来事をきっかけに村人たちから冷たい目を向けられ、社会の底辺で生きている。母の借金を返すために、処分場で日々単調な作業をこなす彼は、孤独と諦めの中で毎日を過ごしていた。

そんなある日、東京で暮らしていた幼なじみの美咲(黒木華)が村に戻ってくる。彼女の存在は、優の心に忘れかけていた感情にほんの少しの希望を灯す。だが、村の奥底では見過ごされてきた歪みが少しずつ噴き出し始めていた――。

いじめ・能・ゴミ処理場など不気味なシーンから ”気味悪さ”を与える作品『ヴィレッジ』

本作品は閉鎖的なとある村が舞台。冒頭から「能」や「ゴミ処理場」などの描写から薄気味悪さを感じさせます。主人公がいじめに遭うシーンは非常にリアルで、悲惨な状況で懸命に生きる主人公の姿を痛々しいほど鮮明に描写しています。SNSでは「辛さ辛気臭さに強耐性持ちの人でないと絶対観れない」「人には勧めれない」という声があり、多くの人に衝撃と悲しみを与える作品であることがわかります。

中には「内容すごく良かったけど二度は観たくない」といった投稿も見られ、あまりにも心抉られる脚本に二回の視聴は難しいという声が見られました。視聴者にここまで感情移入させたキャスト陣について、「これだけのキャストだからこそ成立した映画」と評価は非常に高いものとなっています。

特に主演の横浜流星さんや主要人物を演じた奥平大兼さんは高い評価を受けており、SNSでは「二人の演技力あってこそ」「奥平大兼くん凄い」などの投稿で溢れました。

主演・横浜流星さんと監督・藤井道人さんは度々タッグを組んでおり、話題作を数々生み出しています。映画.comによるインタビュー内で、監督の藤井道人さんは次のように語っています。

今まで見たことがない横浜流星でないと意味がない。一皮剥けた流星が見られる映画になっている出典:【インタビュー】横浜流星&藤井道人監督が築き上げた“信頼関係” 「藤井組には孤独がない」(映画.com)2023年4月25日

お互いの強い信頼関係が作品に強く影響していることがわかります。

映画『ヴィレッジ』をぜひご覧ください!

今回は2023年に上映された映画『ヴィレッジ』をご紹介させていただきました。

上映開始した当時話題作だった映画『ヴィレッジ』ですが、現在も衝撃作として多くの人の記憶に残っており、それは監督や脚本家、俳優らが力を合わせて作り上げた最高傑作だからだと言えるでしょう。

「圧巻の一言」と称される映画『ヴィレッジ』、気になる方はぜひ視聴してみてください。


※記事は執筆時点の情報です。