1. トップ
  2. 「原作者よく許したな…」「もう無理」“大胆な原作改変”にファン苦言…それでも「出会えてよかった」“最後まで観たい”名ドラマ

「原作者よく許したな…」「もう無理」“大胆な原作改変”にファン苦言…それでも「出会えてよかった」“最後まで観たい”名ドラマ

  • 2025.7.6

地上波で放送されたにも関わらず、衝撃的な内容で視聴者を驚愕させた作品は多くあります。今回は、そんな思わず“目を塞ぎたくなる”ドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2023年放送のドラマ『なれの果ての僕ら』(テレビ東京系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

思わず“目を塞ぎたくなる”ドラマ『なれの果ての僕ら』

undefined
(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):『なれの果ての僕ら』(テレビ東京系)
  • 放送期間:2023年6月27日~9月12日

あらすじ

内海八重さんの同名漫画を原作に、テレビ東京系列で実写ドラマ化された作品。

母校・四ノ塚小学校で開かれた同窓会。それは、悪夢のような3日間の始まりでした。主人公の真田透(井上瑞稀)を含む元6年2組の23人は、かつてのクラスメイトである夢崎みきお(犬飼貴丈)によって校舎内に監禁されてしまう。

みきおが仕掛けたのは、命の危機という極限状態で、人間の“善性”は保たれるのかを試すための残忍な実験でした。次々と出される課題、加速する裏切り、そして剥き出しにされていく人間の本性。疑心暗鬼が渦巻く極限の状況下で、透たちは倫理を揺さぶる究極の選択を突きつけられます―。

『なれの果ての僕ら』の見どころ※ネタバレあり

『なれの果ての僕ら』を視聴した一部の方からは、「原作者よく許したな…完全に別物」「結構大胆な改変してんな」「原作と変わりすぎてもう無理」というような厳しいコメントが見られました。ファンの期待とのズレがあり、物語全体への没入感が損なわれ、受け入れがたかったのかもしれません。

一方で、「民放ドラマでできる中では素晴らしかった」「原作と違うところも多々あるけどドラマドラマですごく面白い」「このドラマ出会えてよかった」などの高評価も多く見られました。原作とは若干違う展開もありますが、特に民放という制約のある中で倫理観や集団心理といった重いテーマに踏み込んだことに対し、挑戦的な姿勢を評価する声が上がっています。

また、井上瑞稀さんの鬼気迫る演技や犬飼貴丈さんのサイコパスな演技は、多くの視聴者を惹きつけました

キャストの快演に高評価の声が続出

『なれの果ての僕ら』にて、主演を務めた井上瑞稀さんと重要キャラクター・夢崎みきおを演じた犬飼貴丈さんの演技に絶賛の声が寄せられています。SNSでは「井上瑞稀の迫真の演技にめっちゃ引き込まれた!」「犬飼さんほんと演技が天才だよね」など、高評価コメントが続出。

また、生徒役には北原ゆずさんや大原優乃さん、工藤遥さん、大原櫻子さん、西村拓哉さんらが名を連ね、夢崎みきおの母親役として雛形あきこさんが出演するなど、若手から実力派まで多彩なキャストが集結しています。

まだドラマ『なれの果ての僕ら』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“人間の醜い本性を暴かれていく衝撃のデスゲームスリラー”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です