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元AKB48“アイドル感をなくしたビジュアル”「意外にハマってた」“主婦売春を迫る”難役に賞賛【火ドラ・イレブン】

  • 2025.10.23

カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(毎週火曜よる11時〜)は、主演・齊藤京子と水野美紀が“2つの顔の母”を演じるサスペンスドラマ。原作は、“まんが・あしだかおる/原作・アオイセイ”による話題の電子コミックだ。10月21日(水)に放送された第3話では、怒涛の展開と心理戦の深まりが物語を大きく動かした。

ターゲットへの接近と疑念の芽生え

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第3話より(C)カンテレ・フジテレビ

娘・優奈(大友花恋)を死に追いやったママ友グループへの復讐を遂行するため、母・玲子(水野美紀)は、整形を経て若返った“レイコ”(齊藤京子)となり、ひとりずつ標的を追い詰めていく。第2話で葛西恵美(小林きな子)を破滅に追い込んだレイコが、新たな標的を教育熱心な母・細川理佐子(峯岸みなみ)に定める。

理佐子は、自分の息子を名門・光蘭学園に入学させるために異常なほど執着していた。優奈がその価値観に異を唱えたことで、彼女に強い敵意を抱いていたことが明かされる。優奈が暮らしていたマンションにレイコが越してきたことを不審に思った理佐子が、あえて優奈の悪口を並べていた。しかしレイコは、その悪口に言い返すことなく、理佐子に共感することで不信感を払拭させた。レイコは、理佐子を信用させ、相手の“弱点”を的確に見抜き、そこを突く計画的な復讐を進めていたのだ。

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第3話より(C)カンテレ・フジテレビ

峯岸みなみの存在感

レイコは、子ども食堂で名門・光蘭学園の理事長と顔見知りになっていた。それを知った理佐子は、理事長とのつながり…“裏口入学のあっせん”を申し出た。もちろん、これもすべてレイコの計画どおり。

理佐子は、光蘭学園に800万円の寄付金をして理事長と直接会うことに。レイコの助言どおり、髪を下ろしメイクをして、女性として着飾り、理事長に「私の体を好きにしてください」と男女の関係を迫ったのだ。しかし、主婦売春の申し出に理事長は、「私を侮辱するな」と腹を立てその場を立ち去ってしまう。レイコの「積極的にいかないとダメですよ」という助言を思い出し、理佐子は理事長を追いかけ、「何でもしますから」「合格させてください」とホテルのロビーで哀願。その光景を動画に収められ、またたくまに拡散された。

“何もかも全部失った”理佐子は、レイコを恨み、レイコの“息子のふり”をしている空(佐藤大空)を連れ去り、命を奪おうとする。しかし直前で、理佐子の息子の声で思いとどまり…。そして、成瀬(白岩瑠姫)「一番大切なものは失っていない」「一番の教育は、母親のあんたが正しく生きて、その背中を見せてやることなんじゃないのか」という言葉を聞いて、手にした包丁を落とし、息子を抱きしめた。

峯岸みなみの演じる理佐子は、いわゆる“教育ママ”像のステレオタイプを超え、怒りと焦燥の入り混じった人間味を見せた。この難役を演じた峯岸に、SNS上では「意外にハマってた」「アイドル感ない」「ママっぽい」といった声が多く、元アイドルという先入観を覆す熱演が話題を呼んでいる。冷酷で神経質、しかしどこか脆さも覗かせる彼女の表情が、物語に深みを与えた。

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第3話より(C)カンテレ・フジテレビ

第3話では、復讐がより緻密に、そして陰湿に進化していった。レイコの冷静な計算、理佐子の揺らぎ、最後は母親が我が子を思う気持ちに、胸が打たれた。峯岸みなみの存在感が、作品に新たな層をもたらしたのも印象的だ。彼女の演技が、“憎まれ役”でありながらもどこか人間臭く、視聴者を惹きつけていた。

ラストシーンでは、ママ友グループの中で「あの人が来てからよね。ママ友が次々いなくなるの」とレイコの存在が怪しまれる描写もあった。今後の復讐は、どのような展開になるのだろうか。第4話への期待が一層高まる回であった。


カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』毎週火曜よる11時