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『ONE PIECE』“大当たり”のはずが…最強悪魔の実の“意外な結末”【3選】

  • 2025.7.19

 

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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』の世界では、悪魔の実を食べることで、常人では到底及ばない“特別な力”を得ることができます。なかには“大当たり”と称されるほどの強力な実も存在し、それを手にした者は一躍、世界の注目を集める存在となります。

しかし、どれほどの力を得たとしても、必ずしも幸福な未来が待っているとは限りません。今回は、圧倒的な力を得ながらも、悲劇的な結末を迎えたキャラクターたちの運命と、それを取り巻く因縁について掘り下げていきます。

※この記事は『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

メラメラの実の力を手にしたエース

ポートガス・D・エースは、空腹のあまり偶然手に入れた“メラメラの実”を食べたことで、炎を自在に操るロギア系能力者となりました。

その力を武器に、エースは短期間で“謎の男”ハナフダを撃破し、わずか3年で新世界へ進出。やがて白ひげ海賊団の二番隊隊長に就任し、懸賞金は5億5000万ベリーにまで達します。

しかし、彼の快進撃は“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチとの出会いによって暗転します。バナロ島での一騎打ちで敗北したエースは、海軍に引き渡され、やがて“頂上戦争”の渦中で命を落とすこととなりました。

一方、弟のモンキー・D・ルフィは、2年間の修行を経て四皇の一角にまで成長。現在の懸賞金は30億ベリーにまで跳ね上がっています。力を得ただけでは乗り越えられない“運命の残酷さ”が、ここに浮き彫りになります。

世界を揺るがした“グラグラの力”を持つ白ひげ

“世界最強の男”と称されたエドワード・ニューゲート、通称・白ひげ。彼が操る“グラグラの実”は、地震を起こすほどの破壊力を持つパラミシア系の能力であり、世界を沈める力があるともいわれています。

白ひげは、かつて海賊王ゴール・D・ロジャーと互角に戦った伝説的な存在であり、ロックス海賊団の元メンバーでもあります。ゴッドバレー事件の後も生き延び、四皇として長きにわたって海を支配してきました。

しかし、頂上戦争では黒ひげ海賊団の奇襲を受け、エースの死に続いて命を落とすという皮肉な運命を辿ります。海軍本部を半壊させるほどの“地震”を起こしたその力も、最後は自らが育てた“裏切り者”によって奪われてしまいました。

破壊と裏切りの象徴――黒ひげ

エースと白ひげ、ふたりの運命を狂わせた張本人が、黒ひげことマーシャル・D・ティーチです。

彼は、バナロ島でエースの能力を封じて撃破し、頂上戦争では“グラグラの実”の能力を奪取。異例の“2つの悪魔の実”の能力を持つ存在となり、その特異性は物語の中でも際立っています。

出自には多くの謎があり、四皇・シャンクスに“三本傷”をつけた過去や、かつて海軍大将だったクザン(青キジ)を仲間に引き入れるなど、その行動は常に異端。

しかし、これほどの“チート”能力を持つ黒ひげであっても、いずれはルフィやコビー、“意志”を受け継ぐ者たちによって倒される運命なのかもしれません。

彼の周囲には裏切りと破壊の気配が絶えず、最期もまた、壮絶なものになる可能性は高いと言えるでしょう。

おわりに

悪魔の実は、扱い方次第で“最強の武器”にも“最後の引き金”にもなり得ます。

メラメラの実、グラグラの実──いずれも作中でも屈指の能力でありながら、それを手にした者たちは、やがて大きな代償を払うこととなりました。

そして、彼らを追い詰めた黒ひげ自身も、どのような最期を迎えるのかは定かではありません。

“強さ”とは何か? “勝者”とは誰か?『ONE PIECE』は、その問いに対する答えを、これからの物語で明かしていくのでしょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕!!】最強で大当たりの悪魔の実を食べたのにヤバイ残念な能力者3選!