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『ONE PIECE』】最強で大当たりの“悪魔の実”を食べたのに…残念になった能力者【3選】

  • 2025.7.5
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』の世界には、悪魔の実によって得た“本物の能力”を駆使する強者たちが数多く登場します。しかし、その中には、誰もが一目置くほどの力を持ちながらも、あっけなく敗れてしまうキャラクターも存在します。

今回は、そんな“とんでもなく残念な敗北”を経験した能力者たちにスポットを当てて掘り下げていきます。

※この記事は『ONE PIECE』第111巻までのネタバレを含みます。

絶対的な魅了能力を誇る“メロメロの実”の強さと限界

ボア・ハンコックが食べた“メロメロの実”は、欲望を抱いた相手を石化させるという、極めて特殊かつ強力な能力です。

恋心だけでなく、性的な魅力への反応や欲望すらも引き金となり、物理攻撃の接触でも石化が進行します。

一度石化された者は、ハンコック本人にしか解除できないとされており、これは能力の引継ぎ後でも変わらないと語られています。ゆえに、戦闘中に石化された場合、敗北はほぼ確定といえるでしょう。

ただし、“覇気”によって石化を無効化できる可能性については、作中でも明言されておらず、発動条件の限定性が裏目に出ることもあります。

相手との相性を誤った瞬間に不利となる、“諸刃の剣”といえる能力です。

ルナーリア族・キングの残念すぎる技

百獣海賊団の大看板であり、カイドウの側近でもあるキングは、“リュウリュウの実 モデル プテラノドン”の能力者であり、希少なルナーリア族の生き残り。高い耐久性・防御力を誇る、まさに“本物の怪物”です。

しかし、そんな彼が繰り出した大技“貂自尊皇(テンプラウドン)”は、プテラノドン形態でくちばしを射出するというインパクト重視の技。

威力こそあれど、“くちばしが飛ぶ”という発想に対して、読者からは「思わず笑ってしまった」「ギャグ技っぽい」といった反応も少なくありませんでした。

最終的に、キングはゾロの“覇王色の覇気”をまとった斬撃に敗北。技の見た目とのギャップから、結果として“ネタ技”として扱われがちになってしまいました。

オペオペの実の力を持つトラファルガー・ローの敗北

“最悪の世代”の一人であるトラファルガー・ローは、“オペオペの実”の能力者であり、その力はまさに万能。

自分の作り出した“ROOM”の範囲内で、物体や人の位置を入れ替える、心臓をくり抜くといった芸当が可能。さらには、自分の命と引き換えに“不老不死の手術”が行えるとされ、文字通り“究極の悪魔の実”の一つとも言われています。

しかし、そんなローもワノ国編の後に黒ひげに敗北。愛船ポーラータング号も大破し、壊滅的な状況に追い込まれました。これほどの能力を持ってしても、相手との相性や戦術の差で敗れることがあるという、『ONE PIECE』らしい展開です。

まだ描かれていない“オペオペの実の真価”が隠されている可能性もあり、今後の再登場に期待したいところです。

強力な能力だけでは勝つことができないONE PIECE世界の戦場

このように、どれほど優れた悪魔の実を持っていても、発動条件や相手の対処法、戦う場所や状況によって敗北するケースは少なくありません。

ハンコックは“発動条件の限定性”、キングは“技の構造”、ローは“戦略と状況”というように、それぞれの敗北には明確な背景が存在します。どれも単なる“力量差”では片付けられない、奥深い理由があるのです。

おわりに

『ONE PIECE』のバトルにおいては、能力の強さだけで勝敗が決まるわけではありません。相性や戦略、さらには“人としての信念や生き様”までもが勝負の鍵を握ります。

今回ご紹介した“残念な敗北”を経験したキャラクターたちも、決して力不足ではありません。むしろ、そうした挫折を経て物語に深みを与える存在として、今後の再登場に期待が寄せられます。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:ヤバイ残念!最強で大当たりの悪魔の実なのに敗北した能力者3選!