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『なぜか会話がうまくいく人』が自然と使ってる … 「わかる」でも「なるほど」でもない、“優秀な相槌ワード”とは?【プロが解説】

  • 2025.6.21
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

あなたの周りにも、なぜかいつも会話がスムーズに運べる人がいるのではないでしょうか?どんな場面でも自然とコミュニケーションを広げ、人の心をつかむ彼らには、ある共通のテクニックがあります。それは、単なる「わかる」「なるほど」といった相槌を超えた、“信頼を生む相槌ワード”を使っていることです。この魔法のようなワードとは何なのか、さっそく探ってみましょう。

会話の流れを自然にする「確かに」というワード

会話の達人たちが実際に多用している相槌ワード、それは「確かに」です。

「確かに」という言葉は、相手の言葉をしっかりと受け止めていることを示し、共感とも取れる的確な表現です。

言葉の選び方一つで、相手が感じる安心感や信頼感は大きく変わります。

つまり、「確かに」は相手の意見や気持ちをしっかり理解していることを伝え、会話の流れを自然かつ心地よくします。

心理学的にも、承認の言葉はコミュニケーションを円滑にするとされています。

特に、大切な会話やディスカッションで「確かに」と一言添えると、相手も「自分の話がよく理解されている」と感じ、より深い対話に発展することが多いです。友人関係や職場でのコミュニケーションでも役立つこのテクニックは、まさに魔法の鍵と言えるでしょう。

確かにを超えた相槌の極意

しかし、「確かに」だけに頼るのは危険です。

監修者コメント:
「確かに」の連発は、無思考な同調に見えてしまうこともあるからです。

言葉の使い過ぎや場面の選び間違いで逆効果になることもあります。

会話力に磨きをかけるには状況に応じた使い分けが重要です。

監修者コメント:
例えば、ビジネスシーンでは「確かに、その視点も考慮に入れたいですね」と共感➕具体的な反応を加えると、相手の考えを尊重する姿勢が伝わりやすくなります。

また、友人とのカジュアルなやり取りでは「確かに、それは面白いね!」とプラスの感情で加えると、場が和みます。

このような応用を効かせることで、ただの相槌言葉から、より効果的なコミュニケーションツールとして機能させることができます。「確かに」という相槌がもつ力は、タイミングと内容の工夫次第で更なるステップアップを見せてくれるのです。

確かにの力で会話を豊かに

「確かに」という相槌が、いかに会話を豊かにするか、その力を感じていただけたでしょうか。

単純な言葉のようでいて、状況に応じた使い方でその効果は何倍にも膨れ上がります。

会話上手になりたいと願う方は、さりげなく「確かに」を取り入れ、相手に安心感を与えてみましょう。信頼につながるコミュニケーションを築くには、相手を受け入れるという姿勢と共に、このワードがきっと大きな力となってくれるはずです。


監修者:株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也

脳科学、行動経済学や心理学、NLPなどを組み合わせた独自のコーチング技術「アート・シフト・コーチング」を開発。コーチング文化を世界に広めるため、起業家や経営者のほか、セラピストや会社員など様々なキャリアをもつ受講生のキャリア支援やビジネスサポートを行う。