1. トップ
  2. 「恋愛感情がない」「惰性で一緒にいる」結婚するとドキドキしなくなる…一体なぜ?→“真の理由”と5つの解決策【心理カウンセラー監修】

「恋愛感情がない」「惰性で一緒にいる」結婚するとドキドキしなくなる…一体なぜ?→“真の理由”と5つの解決策【心理カウンセラー監修】

  • 2025.6.24
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

結婚生活において、「好き」という気持ちは永遠に続くものなのでしょうか?多くの既婚者や婚活中の男女が抱えるこの疑問に対し、近年の心理学・脳科学の研究は興味深い示唆を与えています。今回は、結婚後も愛を育み続けるための5つの方法を解説します。

結婚後に愛が冷める理由とその誤解

多くの既婚男性から、「恋愛感情がなくなった」「惰性で一緒にいる」という声があがることがあります。

これは結婚によって愛が冷めるのではなく、恋愛感情の質が変化していくためです。

社会神経学者 ビアンカ・アセベド氏の研究によると、愛には「情熱的な愛(パッショネイト・ラブ)」と「仲間的な愛(コンパニオン・ラブ)」の2種類が存在します。

前者は恋愛初期に感じる性的魅力やドキドキ感、後者は信頼・尊敬・安心感に基づく長期的な愛情です。

なぜ情熱的な愛は減少するのか?

情熱的な愛はドーパミンと呼ばれる神経伝達物質によって支えられており、時間の経過とともに分泌量が減少します。

そのため、ドキドキや高揚感が減り、愛が冷めたと錯覚してしまうのです。

一方、仲間的な愛はオキシトシンというホルモンによって育まれ、これは触れ合いや信頼関係を通じて強化されるため、時間とともに深まっていきます。

長く愛を続けるための5つの秘訣

1. 新鮮さを保つ努力

マンネリ化を防ぐために、日常に変化や刺激を取り入れましょう。定期的なデート、旅行、新しい趣味の共有など、非日常体験が有効です。

2. ポジティブな感情を共有

感謝や愛情を言葉にして伝えることで、関係が温かく保たれます。「ありがとう」「好きだよ」といった言葉は思っている以上に効果的です。小さなサプライズも心の距離を縮めます。

3. 自己開示を続ける

自分の気持ちや考えを隠さずに共有することで、信頼と理解が深まります。日々の出来事や将来の目標について話し合うことが、親密さを育てる鍵となります。

4. 一緒に過ごす時間を大切にする

忙しい日常の中でも、一緒にいる時間を意識的に作りましょう。ゆっくり話す、食事を共にするなど、些細な時間の共有が関係を支える土台となります。

5. 肉体的な親密さを維持する

手をつなぐ、ハグをする、キスをするなど、身体的な触れ合いはオキシトシンの分泌を促進し、絆を強化します。性交渉だけでなく、日常の中のスキンシップが重要です。

まとめ

結婚後も愛を続けるためには、情熱的な愛に固執せず、仲間的な愛へとシフトしながら関係を育てる姿勢が求められます。

今回紹介した5つの秘訣を実践することで、「愛が冷める結婚」ではなく、「育つ結婚」を実現することができるでしょう。

幸せな結婚とは、時間とともに成熟していく愛を大切にすることに他なりません。


監修者:吉野 麻衣子(株式会社SMART BRIDAL代表取締役社長/MBA婚活心理カウンセラー/モデル)

undefined

「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させ、科学的根拠に基づく戦略的婚活をサポート。
43歳で14歳年下の3高ハイスぺ男子と再婚し、経営者としての視点と心理学の知見を融合させた独自メソッドで、多くの方の幸せな結婚を実現。ミセスコンテスト世界大会優勝者としてモデル活動も行いながら、全国の独身男女の人生設計をトータルサポート中。