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お昼は『カップ麺』だけ…→やっぱり栄養不足?! 管理栄養士が教える、手軽にできる“プラス1品”とは?

  • 2025.6.12
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

手軽でおいしいカップ麺。忙しいときや簡単に済ませたいときの強い味方ですが、これだけで済ませていると体に必要な栄養が欠けるかも?そんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

今回は管理栄養士のアドバイスを参考に、カップ麺にプラスすると良い食べ物をご紹介します。

栄養不足になりがちなカップ麺だけの食事

カップ麺は炭水化物と脂質が中心で、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがち。これらが足りないと、疲れやすくなったり、肌荒れ・便秘などの不調につながることもあります。

また、カップ麺の成分表を見てみると、1食分に含まれるカロリーやナトリウム量の多さに気付くことがあります。これらはすぐにエネルギーになる一方で、過剰摂取には注意が必要です。塩分のとりすぎは、むくみや高血圧、腎臓への負担などにつながる恐れもあります。

管理栄養士が教える!カップ麺にプラスするべき食品

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、何を足せば栄養バランスの良い食事に変化するのでしょう?管理栄養士の意見を参考に、手軽に取り入れられる工夫をいくつかご紹介します。

まずお勧めしたいのは、みずみずしい野菜や果物です。冷凍ブロッコリーやほうれん草(レンジでOK)、コンビニのゆで卵や豆腐など、「包丁いらず」の食材を加えるのがおすすめです。ビタミンやミネラル、食物繊維を手軽に補うことができます。

さらに、副菜としてトマトやきゅうりを加えたり、食後にバナナやオレンジを食べるのも良策です。

タンパク質の強化も重要です。カップ麺にゆで卵をトッピングしたり、茹でたささみや豆腐を追加するだけで、栄養価がぐんと高まります。また、豆乳やヨーグルトなどの乳製品を併せて摂取することで、カルシウムやビタミンDを補うこともできます。

カップ麺にプラスのひと工夫を

日常の食事がカップ麺だけになってしまうことは避けたいですが、どうしても忙しいときや限界の状態では、ついつい頼りがちになってしまいますよね。それでも、健康的な食生活を維持するため、少しの工夫で体に優しい栄養をプラスすることができます。

元気に仕事や勉強を続けるためには、賢い食事選びが必要です。カップ麺を上手に活用しながら、野菜や果物、タンパク質を加えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。


監修者:西島 理衣(管理栄養士)
千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック健診プラザ所属の管理栄養士。子どもから大人までの食育と栄養指導に携わり、「薬だけに頼らない健康づくり」をサポート。日常生活で実践しやすい食事アドバイスを得意としています。食事から始める健康づくりを、千葉柏駅前健診プラザでお手伝いします。