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「なんで」教科書がまさかのゴミ箱に!話したこともない人物からの《いじめ》。先生に相談するも「たまたまじゃないの?」

  • 2025.7.12

関西在住の2児の母である、音坂ミミコ(音坂マンガ部屋)さん。子育てのスキマ時間に漫画を描き、ブログで発信しています。

何気ない日常の裏に潜む「見えにくいいじめ」を描いたエピソードが、静かな共感を呼んでいます。

教科書が消えた日

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音坂ミミコ(音坂マンガ部屋
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音坂ミミコ(音坂マンガ部屋
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音坂ミミコ(音坂マンガ部屋

ある日、北山さんは教科書がないことに気づきます。机の中やカバンを探しても見つからず困惑していると、友人の九条さんが声をかけてきます。彼女が指差したのは、なんとゴミ箱。中には、英語や理科など複数の教科書が捨てられていました。周囲の生徒たちは「ゴミ箱漁ってる」「うわまじで」と笑いながら冷ややかな視線を向けてきます。明らかな嫌がらせを前に、北山さんは言葉を失ってしまいます。

放課後、二人は誰がこんなことをしたのか考えます。九条さんは田中さんというクラスメイトの名を挙げます。北山さんが理由もわからず田中さんに嫌われており、クラス内でも彼女の態度に気づいている人が多いと言います。しかし北山さんは、これまで一度も田中さんとちゃんと話したことがなく、問い詰める勇気もありません。「怖い」「話すのが苦手」と感じながらも、いじめを無視することの限界に気づき始めているようです。

教師に相談するも「自分で捨てたのでは?」「たまたまでは?」と受け流されてしまいます。しかも、田中さんは先生の前では明るく好印象な態度を取るため、誤解されやすい北山さんの話はなかなか信じてもらえません。そんな中でも九条さんは、「言い返さないともっとひどくなる」と静かに背中を押します。

いじめの背景には小さな嫉妬や誤解があることもあると、読者にそっと問いかけるような展開が印象的です。



ブログ:音坂ミミコ(音坂マンガ部屋

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