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品のいい松葉の形のお菓子、『宝泉堂』の千代木

  • 2025.5.29

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴい)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「軽やかで品のよいお茶菓子よ。」

出典 andpremium.jp

京都好きでわらび餅好きの友人に誘われて伺ったのが、『茶寮 宝泉』。

実は私もわらび餅好きゆえ、行きつけはあるにはあるのだが、友人が日本一というので、喜び勇んで出かけた。整えられた美しいお庭を見ながらのティータイムは、いい雰囲気。わらび餅ももちろんおいしくいただいた。

帰りがけにショップをのぞくと、おしゃれな和の缶が。早速買い求めたところ、これがまぁ、お品がよろしい。缶の中には、松葉の形(といっても、よく見ればだけど)のぼうろが2本、美しい紙に巻かれて10組鎮座する。千代木とは松のことだそうで、「永遠に変わらない」象徴。とにもかくにもめでたいお菓子だ。おいしいお茶とゆっくりいただきたいが、コーヒーとも相性がいい。

京都「宝泉堂」の千代木
1缶10組入り ¥1,270

出典 andpremium.jp

写真・文/P(ぴい)

ライター 渡辺 紀子

出典 andpremium.jp

皆からの呼び名は、P(ぴい)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。

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