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「急な雨で“本やノートがびしょ濡れ”に…」→家にあるもので「復活」できるんです…!ひと手間で乾かす裏ワザ!

  • 2025.6.15

「急な雨でバッグのなかまでずぶ濡れ」「バッグに入れていたボトル飲料が漏れて水浸し」というアクシデントで“本が濡れてしまった”という経験はありませんか?慌てて乾かしたけれど、ゴワゴワのシワシワで元には戻らないと、大ショックですよね。

調べてみたところ、そんなピンチに役立つ“濡れた本を乾かす裏ワザ”を見つけました!濡れてしまったお気に入りの本が元通りになるって本当?実際に試してみたリアルレポートをお届けします。

“濡れた本を乾かす裏ワザ”用意するものは3つ

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濡れた本を乾かすために使うのは「フリーザーバッグ」「板」「重し」の3つです。今回は板の代わりに木製の「鍋敷き」を、重しとして「キャンプ用ダッチオーブン」(3.7kg)を使います。家にあるもので代用は可能です。

まさかの“冷凍庫”入り!

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検証のため手持ちの2冊の本を水で濡らしました。1冊は裏ワザで乾かし、もう1冊はこのまま自然乾燥させます。

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フリーザーバッグに濡れた本を入れましょう。

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チャックを閉めずに立てた状態で冷凍庫へ入れ、このまま24時間置きます。

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24時間経ちました。当たり前に水分が凍ってカチコチ、生まれて初めて見る“冷凍本”です。

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完全に凍って氷の粒がついています。ガッチリくっついているので開くことはできません。

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霜や氷の粒を取り除いた本の上に鍋敷きを置き、重しを乗せます。裏ワザではここから5日間かけて乾かすのですが、今回は時間がなかったので4日間でやってみました。

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乾燥が完了した2冊を比べると、その違いは明らかです。自然乾燥の方は濡らしてから3日、裏ワザの方は冷凍後に重しを乗せて4日で乾きました。自然乾燥の方は紙が歪んでページが開き、触り心地もゴワゴワしています。どちらとも水の跡はありますが無色なので、個人差はありますがあまり気にならないレベルです。

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本の側面から見ると違いが分かりやすいですね。裏ワザの方はほぼ平らで、紙は歪むことなくまっすぐに乾きました。冷凍すると紙の繊維を縮めずに水分を飛ばすことができ、プレスすることでシワなく乾かすことができます。冷凍するときに袋のチャックを開けておいたのはこのためで、重要なポイントでした!

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本を開いてみると、若干のヨレはありますが字のにじみなどはなくとてもキレイです。ほとんど元通りになって嬉しい!

覚えておくと役に立つライフハック

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今回は“濡れた本を乾かす裏ワザ”を紹介しました。本の厚さや紙質、室温によって乾燥にかかる日数は前後します。自然乾燥と比べると少し時間はかかりますが、大事な本には試してみる価値ありです!

ノートや書類にも使えて知っておくと役に立つライフハックなので、家族や友達にも教えたくなります。ゲリラ豪雨やドリンクを持ち歩くこれからの季節、もしものときはぜひこの裏ワザを活用してみてくださいね。

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。あらかじめご了承ください。