1. トップ
  2. 『若く見える人』と『老けて見える人』は何が違う?!→ ほうれい線がかえって目立つ…“NGメイク”とは?【医師の監修】

『若く見える人』と『老けて見える人』は何が違う?!→ ほうれい線がかえって目立つ…“NGメイク”とは?【医師の監修】

  • 2025.6.8
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

「なんとかほうれい線を隠したい!」鏡を見てそう思うことはありませんか?女性なら一度は気になるこの部分。しかし、メイクでカバーしようとすると逆に目立ってしまうことがあります。実は、隠すつもりが逆効果になっているメイク術があるのです。

今回は、そのNGメイクの具体例と解決策を詳しく解説します。

ほうれい線を隠すためにやりがちなNGメイク

ほうれい線を隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねてしまう方は多いのではないでしょうか。しかし、実はこれが逆効果となってしまい、かえってほうれい線を強調してしまう結果に。

理由はシンプルで、肌の動きに合わせて厚く塗ったベースメイクが割れ、かえって線が際立って見えてしまうからです。肌質や表情の動きによっては、厚塗りしすぎた部分がひび割れたり、毛穴に詰まってしまうことも。

また、メイクの際、ナチュラルな仕上がりを意識せずに色味が浮いてしまうこともあります。そのため、色が適していないコンシーラーを使った結果、ほうれい線部分が目立ってしまうということもよくあります。薄く塗り重ねることで自然に仕上げ、多すぎない量で調整していくことがポイントです。

ほうれい線を目立たせないために…

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

本当に大切なのは、メイクで隠すことではなく、肌質を整えることです。保湿を怠ると、肌の弾力が失われ、メイクのノリも悪くなってしまいます。お手入れの基本として、まずはしっかりとしたスキンケアを心がけましょう。特に、ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれた美容液やクリームは、肌をしっとり保つのに役立ちます。

また、メイクの際にポイントなのは、光の反射を利用したテクニックです。ハイライトを上手に使うことで、ほうれい線のくぼみをぼかし、自然に目立たなくすることができます。例えば、肌色に合った控えめなパール入りのハイライトをほうれい線の上へさっと載せるだけで、ぐっと印象が変わります。

他にも、肌にフィットしやすいリキッドやクッションファンデーションのように、薄く伸ばせるタイプのファンデーションを選ぶこと。その上にパウダーで軽く抑えることで、ベースメイクが持続し、一日中きれいな状態を保つことができます。

正しいメイクとスキンケアでカバーしよう

日常の小さな工夫でほうれい線を目立たなくすることはできます。厚塗りを避け、適切なスキンケアで、自然で美しい仕上がりが手に入ります。

メイクで隠すよりもまずは肌に優しいスキンケアを心がけましょう。肌のケアとメイクが両立できると、お顔の印象が変化するかもしれませんよ。

<医師からのポイント>ほうれい線は、一度できてしまうとゼロにするのが難しい部分です。スキンケアとともに、頬などの他のパーツに目がいくように立体的なお顔作りを目指していきましょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

undefined

2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。