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管理栄養士「脂肪を蓄積させる」→実は『二の腕のたるみ』を悪化させる…食べ過ぎには注意したい『NG食品』とは?

  • 2025.6.8
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

夏が近づくと、ノースリーブや半袖の服を素敵に着こなしたいですよね。しかし、「二の腕のたるみ」が気になって、思うようにおしゃれを楽しめない方も多いのではないでしょうか?実は、普段何気なく口にしている食品が、あなたの二の腕に悪影響を与えているかもしれません。

今回は、管理栄養士のアドバイスをもとに、「食べ過ぎるとNGな食品」をご紹介します。これを知って、夏に向けて理想の二の腕を手に入れましょう!

食べ過ぎ注意!二の腕のたるみに影響を与えるNG食品

まず、二の腕のたるみの原因の1つに「体内の脂肪の増加」があります。脂肪がつきやすい食事を続けていると、体全体の脂肪量が増え、やがて二の腕にもその影響が現れることになります。特に注意が必要なのが、高カロリーで糖質や脂質が多い食品です。

例えば、スナック菓子やケーキ、甘いジュース。これらには、たくさんの砂糖と油が含まれていて、適量なら問題ありませんが、摂取し過ぎると脂肪がつきやすくなるのです。また、これらの食品は長時間満腹感が得られないため、結果的に過食につながりやすいです。

砂糖を多く含むスイーツや清涼飲料水、また精製された炭水化物を多く含む食品は、血糖値を急激に上げ下げするため、インスリンの分泌を促すことで脂肪の蓄積を手助けしてしまうのです。

糖質は生活のエネルギー源として重要ですが、過剰に摂取することで、皮下や内臓に脂肪がつきやすくなります。その結果、二の腕などのたるみとして現れることもあるのです。管理栄養士によると、特に「隠れ糖質」に注意が必要とのこと。甘くないから大丈夫と思っても、ドレッシングやソース、そしてパンなどの加工食品には意外と糖質が隠れています。

もう1つ気をつけたいのは、塩分と脂質の罠

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

次にチェックすべきなのは、塩分と脂質のバランスです。高塩分の食事はむくみを招き、二の腕のたるみを悪化させる要因になります。例えば、スナック菓子やインスタントラーメン、保存食品には手軽で美味しい反面、大量の塩分が含まれていることが多いです。これが体内の水分バランスを崩し、むくみやすくするため、見た目にも影響を与えやすいのです。

また、脂質に偏った食事も問題です。特に動物性脂肪やトランス脂肪酸は体内に悪影響を及ぼし、過剰に摂取すると皮下脂肪として蓄積されがちです。ファストフードやフライドポテト、揚げ物などはその代表です。二の腕が気になると感じたら、これらの食品の摂取量を見直してみるのがおすすめです。

健康的な食生活で、引き締まった二の腕を目指そう!

二の腕のたるみは、日常のちょっとした選択の積み重ねで大きな変化をもたらすことができます。食事を見直すのは、たるみの原因を減らす効果的なステップになります。糖質、塩分、脂質の摂取をコントロールし、バランスの良い食事を心がけるだけで、少しずつ変化を体感できるはずです。

また、適切なエクササイズを取り入れることで、たるみの解消に役立ちます。管理栄養士のアドバイスを参考にしながら、健康的な食生活を心がけていきましょう。


監修者:西島 理衣(管理栄養士)
千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック健診プラザ所属の管理栄養士。子どもから大人までの食育と栄養指導に携わり、「薬だけに頼らない健康づくり」をサポート。日常生活で実践しやすい食事アドバイスを得意としています。食事から始める健康づくりを、千葉柏駅前健診プラザでお手伝いします。