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『若く見える人』と『老けて見える人』驚くべき違いとは?!→ 目尻のシワがかえって目立つ…“NGメイク”とは?【医師の監修】

  • 2025.6.7
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

目尻のシワが気になり始めると、それを上手に隠すメイクテクニックを探し始める人が多いですよね。しかし、意図せずにかえってシワを強調してしまうメイクをしている人も少なくありません。

その理由と、避けるべき"NGメイク"について詳しくご紹介します。

シワを隠すつもりが、実は逆効果

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

メイクでシワを隠したいと思っている人は多く、さまざまなやり方を実践していることでしょう。しかし、厚塗りコンシーラーやパウダーでシワを埋めようとすると、よくある失敗に繋がります。コンシーラーをたっぷりと使いすぎることで、シワの溝に入り込みメイクがヨレやすくなり、結果的にシワが浮き彫りになることがあります。

また、パウダーを重ねて全体をマットに仕上げようとしても、時間が経つにつれ乾燥して皮膚が引っ張られることで、シワがより一層目立つことも。メイクをした直後は気にならなくても、時間が経つと気になる場合はメイクの方法やメイク道具を見直してみましょう。

潤いと薄化粧が鍵!

シワを目立たせないポイントは、肌の保湿をしっかり行った上で、薄づきのメイクを心がけることです。目元の皮膚は非常に薄く、乾燥によるシワが生じやすいため、メイク前にしっかりと保湿クリームを塗り、小じわを防ぎましょう。目元専用の美容液やクリームを使用するのも効果的です。

次に、薄づきのリキッドファンデーションを使い、軽やかに肌を整えます。コンシーラーはできるだけ軽く置くのがポイント。選ぶなら、スティックタイプよりもリキッドタイプの方が自然な仕上がりになります。パウダーは完全には避けず、ラメ感の少ないトランスルーセントパウダーで軽く押さえて仕上げると、余分な皮脂を抑えつつ自然な輝きを取り戻せます。

シワが深い目元には、カラーコントロール効果のあるコンシーラーを薄くのせることで肌のトーンを整え、余裕があれば光を反射する成分を含むコスメをチョイスすると、シワの影を目立たなくすることができます。

メイクは引き算で美しさを

最後にもう一度、メイクの"引き算"について考えてみましょう。私たちがつい手を伸ばしてしまうカバー力のあるアイテム。これらを駆使することも大事ですが、よりナチュラルで若々しい印象を作るには、軽やかさを重視するのも1つの手です。潤いを意識した薄づきメイクが、実は最強のシワ隠しテクニックかもしれません。

今回紹介した"NGメイク"を避け、上手にシワを隠しながら美しく仕上げる方法を活用することで、自信を持った自分らしいメイクを楽しんでくださいね。

<医師からのポイント>しっかり保湿+薄めのメイクがポイント。目元のシワはどうしてもできてしまうので、定期的に美容医療に頼ることもよいでしょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。