『二の腕がたるんでいる人』には“意外な共通点”があった…→たるみを悪化させる…やりがちな“NG習慣”とは？【医師が解説】

最近、ふと鏡を見たときに「あれ、少し老けたかも…？」と感じたことはありませんか？その原因、実は二の腕のたるみかもしれません。普段はつい見過ごしがちですが、半袖やノースリーブを着たときに目立ちやすいのが二の腕。

今回は、そんな気になる「二の腕のたるみ」と、それを引き起こしているNG習慣についてお話しします。

二の腕のたるみを加速させるNG習慣

まず、二の腕がたるむ原因は何でしょうか。二の腕は、運動不足や血行不良によるむくみ、脂肪の蓄積や筋力の低下が原因とされています。また、普段の姿勢が悪い場合も二の腕をたるませる原因に。

特にたるみの原因と言われる腕の裏側の上腕三頭筋は、日常生活であまり使われず、脂肪がつきやすくなってしまいます。

また、ダイエットをした・痩せたのに二の腕だけがたるんでいると気になる人はいませんか？二の腕は、急に痩せてしまうことで皮膚が伸びたまま元に戻らないことがあります。脂肪はなくなっているのに皮膚が伸びたままなので、二の腕がたるんだように見えるのです。

小さな習慣が大きな違いに！二の腕を引き締めるために心がけたいこと

それでは、二の腕のたるみを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。まず心がけたいのは、日常の中で筋肉をしっかり使うことです。例えば、階段を積極的に使ったり、日々の家事の中で意識して腕を使う動作を取り入れたりするのは効果的。また、定期的に軽いウェイトトレーニングを行うと、二の腕の筋肉を直接鍛えることができます。

食事も見直すポイントのひとつ。タンパク質やビタミンC、Eなど、美肌効果のある栄養素をしっかりと摂取することで、肌の新陳代謝を促進し、弾力のある肌を維持できます。ハリのある肌は、それだけで見た目の若々しさにつながります。

さらに、ストレッチやマッサージもお勧めです。皮膚と筋肉の間の血流を良くしてあげることで、老廃物を排出しやすくし、スッキリとした印象を目指せます。

健康的なライフスタイルが若見えの秘訣

たるみを気にしている人たちがやりがちなNG習慣についてご紹介しましたが、改善するための第一歩は、小さな意識の変化から始まります。まずは正しい姿勢を保つことからはじめてみましょう。また、日常生活に少しずつ運動を取り入れることも有効です。特に、二の腕に効くトレーニングを毎日の生活に取り込み、筋肉をしっかりと働かせることが大切です。

毎日少しずつ、実践してみてくださいね。

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監修者：PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子（https://pride-clinic.com/）

2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、５年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。