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特徴的なビジュアルが『名探偵コナン』のキャラクターにそっくり…!?大人気アニメの公式アカウントが自虐投稿

  • 2025.6.30

青山剛昌による漫画を原作としたTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。第11話では、とうとう始まった鉄刃(くろがね やいば)と鬼丸猛(おにまるたけし)の直接対決が、第1クールの中でもトップクラスの作画によって描かれた。また、X(旧Twitter)にて本作のアニメ公式アカウントが、鬼丸の手下・黒鬼の画像とともに「※犯人ではありません」と投稿。『名探偵コナン』に登場する“犯人”とそっくりな黒鬼を自虐ネタにするお茶目さを見せた。

刃 vs 鬼丸!“異次元作画”で描く頂上決戦

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(C)篠原健太/集英社・ウィッチウォッチ製作委員会・MBS

鬼丸の強力な手下・鬼丸四天王を全員倒し、ついに刃は鬼丸と対峙する。しかし、「俺の同志にならんか?」「2人でこの世に君臨するのだ!」と同じく魔剣を持つ刃を仲間に引き入れようとする鬼丸。そんな鬼丸のささやきに、刃は「おめえと違って俺は正義の味方だぜ!」と言い返した。

刃は鬼丸に必殺技「せんぷう剣」新技「かみなり斬り」を繰り出すが、通用しない。徐々に劣勢に追い込まれる刃は、鬼丸城の端まで吹き飛ばされ、絶体絶命のピンチに。すると、雷神の玉を持った峰さやかが、刃のもとに駆けだした。とどめの一撃を放つ鬼丸と同時に「負けないで!」と叫び、雷神の玉を投げるさやか。間一髪のところで雷神の玉をゲットした刃は、雷神の力を身にまとい、反撃に出た。

風神剣と雷神剣の力は凄まじく、攻撃によって地面や建物が大破するほど。激しい戦闘のなか、刃は伸びる魔剣・物干し竿を使いこなす佐々木小次郎と戦ったときに習得した「臆さずに前に出る」戦法を使う。これまでの修行の成果がこの鬼丸戦に繋がっていることがわかり、胸が熱くなるような展開だ。

斬撃がぶつかって起きた竜巻の中で2人が斬り合うシーンでは、砕け散った岩さえも利用し、まさに異次元のバトルを繰り広げる。さらに、鬼丸が放った“風神波”と、刃が繰り出した“玉あり雷神剣 かみなり斬り”は、第1クールの中でもトップクラスの作画によって描かれた。グリーンとブルーの鮮烈な色使いが印象的な作画は、バトルの衝撃が伝わってくるようで見ごたえ抜群だ。

“風神波”と“玉あり雷神剣 かみなり斬り”の激突によって風神剣は折れ、雷神剣からは雷神の玉が外れてクモ男の手に渡ってしまう。そして、鬼丸は「残念だが勝負はお預けだ」と言い残し、飛び去っていったのだった。第11話についてSNSでは「戦闘作画異次元でしたわ…」「もう夕方5時帯のクオリティじゃないだろう」「文句のつけどころの無い完璧な出来」「楽しみはまだまだ続く」「まさかここまでのものを見せてくれるとは」と興奮の声があがった。

黒鬼が『名探偵コナン』の“犯人”すぎる?

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(C)篠原健太/集英社・ウィッチウォッチ製作委員会・MBS

第11話の放送後、Xで『真・侍伝 YAIBA』のアニメ公式アカウントが、黒鬼が映ったカットとともに「※犯人ではありません」と投稿。黒鬼は全身真っ黒なシルエットをしており、鬼丸のように頭にツノが生えている。鬼の姿こそしていないものの、同じく原作者・青山が手掛ける『名探偵コナン』に登場する“犯人”のビジュアルとそっくりなのだ。

『名探偵コナン』では、事件の犯人が真っ黒なシルエットで描かれるのが定番となっている。どのキャラクターが犯人なのか正体を隠せるという、漫画やアニメならではの演出だ。まるで犯人のような黒鬼を自虐ネタにするアニメ公式アカウントに対してSNSでは「公式がやってる」「犯人とうとう鬼になる」「もう認めているもんやんけ」「敵がみんなコナンの犯人説」「犯人にしか見えない件」との声が。

『名探偵コナン』より前につくられた『YAIBA』は、どちらも青山作品ということもあり、ジャンルは違えど根っこは同じだ。さやかと毛利蘭の髪型に特徴的な“ツノ”があるように、キャラクターデザインも受け継がれていることがうかがえる。『真・侍伝 YAIBA』の既視感は、後に描かれた『名探偵コナン』にも繋がる“青山剛昌DNA”の表れと言っても過言ではない。


真・侍伝 YAIBA
ABEMAにて毎週土曜22:30より最新話を無料放送
[番組URL]https://abema.tv/video/title/2-29
【(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会】

ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari