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【5日漬け込むのがお薦め】塩水に漬けるだけで旨味UP&柔らかに"蒸し鶏とにら醤"

  • 2025.5.18

鶏肉を買ってきたら塩水に浸けておきます。翌日から食べられますが、5日目の柔らかさがキム・ナレさん好み。たれを中華風にしたり、サラダにのせたり、魚でつくってもおいしいですよ。料理研究家のキム・ナレさんに、気どらないおかずをたくさん教えていただきました。

【5日漬け込むのがお薦め】塩水に漬けるだけで旨味UP&柔らかに"蒸し鶏とにら醤"

■“蒸し鶏とにら醤”のつくり方


◇材料 (2~3人分)

鶏胸肉:1枚(約300g)
A :
・ 水:600ml
・ 塩:18g(水の3%)
★ にら醤:
・ にら:70g(小口切り)
・ 醤油:大さじ2
・ アガベシロップ:大さじ1(砂糖か蜂蜜でも可)
・ 酢:大さじ1/2
・ 水:大さじ1/2
・ 生姜:小さじ1(すりおろす)
・ 胡麻油:大さじ1


(1)下ごしらえ
清潔な保存容器にAを入れて混ぜ、水でさっと洗った胸肉を加える。しっかり液体に浸かっている状態にし、蓋をして冷蔵庫に置く。翌日から使えるが、3~5日目がお薦め。

下ごしらえ
下ごしらえ

(2)にら醤をつくる
材料をすべて混ぜ合わせ、20分ほど置いて味をなじませる。

(3)蒸す
①を常温に戻し、蒸気の上がった蒸し器に入れ、中火で15~20分ほど蒸す。楊枝を刺して出た肉汁が透き通っていたらOK。

(4)仕上げ
火を止め、蓋をしたまま10分ほど置いて粗熱を取る。薄いそぎ切りにして器に盛り、にら醤をのせる。

完成
完成

――教える人

「キム・ナレ 料理研究家」

韓国・仁川(インチョン)出身。服部栄養専門学校を卒業後、地中海料理のレストラン勤務を経て、2015年より韓国料理教室を主宰。雑誌、書籍、テレビなどで料理家として活躍中。近年は、文献から古のレシピを研究することに夢中。


この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

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