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食べ終わった後、その場で使ってない?『爪楊枝』を使う時のマナー→意外と知らないかも…

  • 2025.7.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

食後、つい手が伸びる爪楊枝。ふと使っている自分に気づき、「なんだか周りの目が気になる…」と感じた経験はありませんか?

爪楊枝を使う上で知っておきたいマナーについて、基本的なポイントから具体的な注意事項まで、わかりやすく解説します。

爪楊枝を人前で使うのは基本的にNG!

実は爪楊枝は、人前で使うものではありません。食事の席についたまま爪楊枝を使うのは、基本的には避けたほうがいいでしょう。

歯に詰まったものを取り除くのは、歯磨きと同じような『身だしなみを整える』行為です。身だしなみは他人の目のない場所で整えるのがマナーの基本です。

「他人に見えなければ問題ないのでは?」と、手で口元を隠して使う人もいますが、それが許されるのは、正式なマナーを求められない食堂や居酒屋などで、同席しているのがよほど親しい人の場合のみと考えておきましょう。また、爪楊枝を噛んだり、音を立てるのはいくら親しい人でも不快感を与えることもあるため、丁寧に使いましょう。

また、同席している人だけでなく、周囲の人に不快感を与える使い方は避けたほうが無難です。

爪楊枝はどこで使ったらいい?

食事の途中で歯にものが挟まって爪楊枝を使いたくなった場合、爪楊枝を持って化粧室に行き、そこで歯の掃除をするのがベストでしょう。

使い終わった爪楊枝をそのままゴミ箱に捨てるのも、なるべく避けましょう。汚れた爪楊枝が人目につかないよう、ティッシュやペーパーナプキンに包んでから捨てたいものです。

化粧室にゴミ箱が見当たらない場合は、ティッシュなどで包んで持ち帰ることも1つの方法。食事のテーブルにそのまま置いて帰るのもフォーマルな場では避けたほうが良いでしょう。

爪楊枝はお店からの心遣い

爪楊枝の使い方にまつわるマナーは、「キレイに処理」、「周囲に見えないように」、「不快感がないように」という3つが基本です。食後のケアは大切ですが、その方法を間違えるとせっかくの食事の印象も台無しになってしまうこともあります。

特に人前での使い方や食べカスの処理は周囲への配慮を忘れずにしましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修者:鮎永麻琴元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。