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【あなたは大丈夫?】産休に入る人へ贈る『プレゼント』→できるだけ避けた方がいい“NGアイテム”とは?

  • 2025.7.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

職場の同僚や友人が産休に入るとき、「お疲れさま」や「頑張ってね」の気持ちを込めて、プレゼントを贈りたくなる方も多いでしょう。
しかし、妊娠中は体調や気分がとてもデリケートな時期。良かれと思って贈ったプレゼントが、相手にとって負担やストレスになることも…。
今回は、産休に入る方へのプレゼント選びで避けたい「NGアイテム」について解説します。

1、香りの強いものや特定のハーブが入ったもの

妊娠中は、匂いに対して敏感になることが多く、ちょっとした香りも苦手になるということも…。そのため、香水や香りの強いアロマなどを贈るのは避けた方がいいでしょう。

特に、つわりの時期には特定の香りで気分が悪くなってしまうこともあり、人によっては、出産の直前まで長くつわりが続くこともあります。

「リラックスしてほしい」という気持ちからハーブ入りのものを贈られることもあるかもしれませんが、ハーブの一部には、妊婦の身体にはあまりよくないとされているものもあるので注意が必要です。

【妊娠中には避けたほうがよいとされているハーブの種類】
ジャスミン、レモングラス、カモミール、セージ、ラベンダー(分娩促進効果があるとされる)など。

一方、オレンジなどの柑橘系の香りは、妊娠中に使用しても問題ないとされています。

2、カフェインが入った飲み物

妊娠中は、胎児への影響を考えて控えたほうが良い食べ物や飲み物があります。そのうちのひとつがカフェイン入りの飲み物です。

例えば、コーヒーであれば1日1〜2杯は大丈夫とされていますので、妊娠中でも気にせずに口にする人もいますが、控えている人も多いため、プレゼントとしては避けた方が無難です。

しかし、妊娠中は身体が冷えやすくなるので、身体を温める飲み物のプレゼントは喜ばれるでしょう。コーヒーや紅茶好きの方へのプレゼントなら、カフェインを取り除いたデカフェやカフェインレスタイプを選んで贈るのがオススメです。

3、安産祈願などのお守り

妊娠中は気持ちや体調が不安定になりがちです。妊娠から出産までの時間は、誰でも大なり小なりトラブルがある場合も…。

そんな不安定な状態のときに『安産祈願』のお守りをもらうと、嬉しい気持ちになるママもいるかもしれませんが、「無事に産まないといけない…」とプレッシャーに感じてしまう可能性もあります。

また、お守りなどは、赤ちゃんが無事に生まれた後、いただいた神社仏閣へお礼参りに行くのが礼儀になります。その点も含めて、負担に感じさせてしまう可能性もあるので、避けた方がいいでしょう。

4、ベビー用品

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

産休前のプレゼントとしてベビー用品を贈るのは、万が一のことを考えるとあまりよくありません。

まだ出産前ですので、不安定な気持ちのママにとって、ベビー用品はプレッシャーに感じてしまうこともありますし、洋服などであればせっかくもらったのにサイズがあわないという場合もあります。ベビー用品を送りたい場合は、出産後に改めて出産祝いとして贈るのがオススメです。

一番のプレゼントは相手を思う気持ち

妊娠中のママは、心身ともに非常に敏感な状態ですので、プレゼントの選び方には細心の注意が必要です。

今回ご紹介した「避けた方がいいNGプレゼント」を参考に、相手の体調や状況に配慮したギフト選びを心がけましょう。相手の体調や気持ちに寄り添った「安心して使えるもの」「リラックスできるもの」を選ぶのが大切ですね。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。