1. トップ
  2. 初心者もそうでない人も…知っておきたい『バーベキュー』で守るべき5つのマナーとは?

初心者もそうでない人も…知っておきたい『バーベキュー』で守るべき5つのマナーとは?

  • 2025.6.27
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

青空の下で楽しむバーベキューは人気のアウトドア。楽しい時間を台無しにしないためには、最低限のマナーを知っておくことが大切です。

「みんなやっているから大丈夫」と油断すると、思わぬトラブルや迷惑につながる可能性があります。

今回は、バーベキューを気持ちよく楽しむために知っておきたい基本マナーをご紹介します。これからバーベキューを予定している方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

1、場所の下調べはしっかりと!

どこでもバーベキューするのはNG。基本的に、公園や河原など公共の場所では火の使用を禁止しているところがほとんどです。もし、バーベキューをしている人がいるとしても、本当にバーベキューOKなのか確認しましょう。

バーベキュー場に行く場合も、レンタルできるものや食材の調達方法、バーベキュースペースの周りの環境などをしっかり調べておくことが大切です。

2、バーベキューの下準備は出来るだけ家でする

バーベキューで問題になりやすいのが『ゴミ』。

野菜の皮をむいたり、材料を切ったりといった下準備は出来るだけ家でしていきましょう。切った食材はジップロックやビニール袋に入れていくとコンパクトに持っていけるので便利です。

パックのまま持っていくとゴミが出てしまうお肉も、ジップロックに入れるのがおすすめ!ついでに塩コショウやタレなどで味付けしておくと、焼くだけですぐに美味しく食べられますよ。

こうしたひと工夫でバーベキューで出るゴミをかなり減らすことができ、バーベキューの時間をたっぷり楽しむことができます。

3、ゴミは家に持ち帰る

ほとんどのバーベキュー場でゴミの持ち帰りが必須!河原などのバーベキュースペースを利用した場合も、バーベキューで出たゴミをゴミ箱に捨てるのはマナー違反です。

『ゴミはちゃんと家に持ち帰る』これはバーベキューを楽しむための最低限のマナーですよ。

持ち帰るといっても、ゴミ袋にポイポイまとめて入れてしまうと、帰宅後に分別するのが大変に…。大まかに、紙皿や食べ残しなどの燃えるゴミ、プラスチックなどの燃えないゴミ、ビンや缶、ペットボトルなどに袋を分けて集めておくのがオススメです。

また、ゴミ捨て場が備え付けてある場合でも自治体やバーベキュー場により分別のルールが異なりますので、バーベキューをする前に事前に確認しておきましょう。

4、炭もしっかり持ち帰る

使い終わった炭を砂の中に埋めたり、別の場所に放置するのはとても危険ですし、マナーもよくありません。火が消えていると思いこみ炭を放置すると、火事などを引き起こす可能性もあります。

炭は火消壺で完全に消化させ、自宅まで持ち帰りましょう。火消壺で消した炭は火の付きが良いので、次回のバーベキューで再利用できるのでエコですよ。

5、焼ける前にすぐ食べられるものも準備する

炭に火をつけてから焼けるようになるまでにしばらく時間がかかります。そんなときに軽くつまめるサラダやカナッペを作って持っていくのがオススメです。ちょっとした思いやりで待ち時間から楽しく過ごせますよ。

自宅の庭でバーベキューをするときのマナー

自宅の庭でバーベキューをするときに大事なポイントをご紹介します。

時間帯や騒音に配慮する

自宅の庭でバーベキューをやるのであれば、多少賑わっても問題のない昼間がベター。近所迷惑にならないように、遅い時間まで続けるのはできるだけ避けましょう。また、お酒が入ると開放的な気分になり、ついつい声が大きくなってしまうこともあります。近所迷惑にならないように充分気をつけましょう。

事前に近隣に伝えておく

庭でバーベキューする際は、事前に隣人や近所に一声掛けておきましょう。風向きなどにも配慮し、なるべくまわりの家に煙がかからないように気を配る必要があります。また、煙を見て火事だと思ってしまう場合もあるため、配慮が必要です。

マナーを守ってステキなバーベキューを!

バーベキューは、準備から後片付けまでがセット。公共のルールを守るのはもちろん、一緒に楽しむ仲間や周囲の人々への気配りも忘れずに…!

少しの工夫と心配りで、バーベキューはさらに楽しくなります。ぜひ意識してみてください。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。