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【結婚相談所のプロが暴露】『モテない人』が無意識に送ってる…“ダメなLINE”の5つの特徴とは?

  • 2025.5.30
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「恋愛や婚活がなかなかうまくいかない…」そんなお悩み、もしかしたら“LINEの送り方”に原因があるかもしれません。

たった一つのメッセージで、相手の印象が大きく変わってしまうのがLINEというツール。内容はもちろん、言葉の選び方やタイミングによって、関係の進み方は良くも悪くも左右されてしまいます。

今回は、恋愛心理の観点から「やりがちなNG LINE」とその改善ポイントを5つご紹介。LINEのコミュニケーションを見直すことで、出会いのチャンスや関係性をもっと深めていきましょう。

LINEで距離を縮めるには?「ソーシャルペネトレーション理論」を知ろう

テクニックに入る前に、まず大切なのが“関係性の深め方”を知ること。心理学には「ソーシャルペネトレーション理論」という考え方があります。

これは、人間関係がまるで玉ねぎの皮を一枚ずつ剥がすように、段階的に深まっていくという理論です。

関係性は以下の4段階で深まるとされます:

  1. 表層的なやり取り(自己紹介や趣味の話など)
  2. パーソナルな話題の共有(価値観・考え方など)
  3. 感情レベルの共有(悩みや本音の相談)
  4. 深く安定した関係性(信頼や絆のある関係)

LINEもこの順序に沿って話題を選ぶことがポイント。いきなり踏み込みすぎたり、距離を詰めすぎると、警戒心を与えてしまうので要注意です。

やってはいけない!LINEの特徴5選

それでは、恋愛がうまくいかない人が無意識のうちにやってしまいがちな、ダメなLINEの特徴を具体的に見ていきましょう。論文などの研究でも指摘されているポイントを踏まえ、改善策と共にご紹介します。

1. 【自己開示ゼロ】自分のことを全然話さない

NG理由
最初のステップである自己紹介や趣味、休日の過ごし方など、自分の情報を開示しないと、相手はあなたが何を考えているのか分からず、警戒してしまいます。心理学でいう「自己開示の返報性(自分のことを話してくれた相手には、自分も心を開きやすくなる性質)」が働かず、関係が進展しません。「私のこと、探ってるのかな?」「心を開いてくれていないのかな?」と相手に不安を与え、会話も盛り上がりません。

改善ポイント
自分の好きなことや興味のあることを具体的に伝えましょう。相手に質問するだけでなく、自分のことも積極的に話すことが大切です。

2. 【尋問スタイル】質問ばかりで会話が広がらない

NG理由
一問一答形式で次々と質問をしたり、相手にばかり質問して自分の話を全くしなかったりすると、相手はまるで尋問されているように感じ、疲れてしまいます。言語学では「会話の協調性の原理」といい、スムーズな会話のためにはお互いが協力し合う必要があると考えられています。「面接みたい…」と思われてしまうことも。

改善ポイント
質問と自分の話をバランス良く織り交ぜましょう。質問する際は、相手が答えやすいように具体的に(オープンクエスチョンだけでなく、クローズドクエスチョンも活用して)。相手の返事からさらに話を深掘りしたり、展開させたりする「連想力」を意識しましょう。例えば、「ラーメン最近食べた?」という質問から、「どんなラーメンが好き?」「美味しいお店知ってる?」「今度一緒に行ってみない?」というように、会話を広げていくイメージです。

3. 【ネガティブ連発】愚痴・悪口ばかり送ってしまう

NG理由
職場や友人の愚痴、悪口など、ネガティブな内容ばかり送っていませんか?本人は「この人はダメだけど自分はできる」とアピールしたいのかもしれませんし、「秘密を共有して親近感を深めたい」という狙いがあるのかもしれません。しかし、心理学には「感情伝染」というものがあり、ネガティブな感情は相手にも伝染します。結果として、「この人と一緒にいても楽しくない」「連絡を取るのが苦痛」と思われ、距離を置かれてしまいます。特にLINEは見返すことができるため、ネガティブな内容は避けるべきです。

改善ポイント
楽しい話題や面白い話題を中心にLINEを送りましょう。もし愚痴や悩みを打ち明けたい場合は、相手への配慮を忘れず、伝える目的や最終的な着地点をしっかりと考え、慎重に言葉を選びましょう。ネガティブな話は、できるだけ直接会って話す方が無難です。

4. 【距離感ミス】初期からタメ口&馴れ馴れしすぎる

NG理由
まだ親しくなっていない段階で、いきなりタメ口を使ったり、馴れ馴れしい言葉遣いをしたりするのはNGです。「ポライトネス理論」では、言葉遣いは相手との関係性を築く上で非常に重要だとされています。相手との距離感に合わない言葉遣いは、相手に不快感を与えたり、あなたの人格を誤解されたりする原因になります。特に婚活の場では、「この人を自分の親や職場の人に紹介できるか」という視点で見られるため、TPOをわきまえない言葉遣いは致命的です。相手を警戒させ、心を閉ざさせてしまいます。

改善ポイント
初は丁寧な言葉遣いを心がけ、美しい日本語を使いましょう。相手との関係性が深まるにつれて、徐々に言葉遣いを変化させていくのが自然です。「ら抜き言葉」や誤った日本語(例:「こんにちわ」)にも注意が必要です。

5. 【連投&長文】メッセージの量が重すぎる

NG理由
相手の都合を考えずに長文のメッセージを送ったり、立て続けに何度もメッセージを送ったりしていませんか?心理学では「時間的展望」といい、人は相手の時間を尊重してくれる人に好感を持ちやすいとされています。一方的に大量のメッセージを送られると、相手は返信するのが面倒になり、あなたからの連絡を避けるようになります。「自分の時間を奪われる」「時間泥棒だ」と感じさせてしまうのです。特に、朝起きた時に何十通もの通知が溜まっていたり、スクロールしないと読めないほどの長文が送られてきたりすると、相手は恐怖すら感じてしまいます。

改善ポイント
相手の返信のタイミングやペースに合わせ、適切な長さのメッセージを心がけましょう。目安としては、1回のLINEは2~3行以内、そして1つのメッセージには1つの話題(ワントピック)が良いでしょう。また、相手が仕事中など忙しい時間帯や返信しにくい状況を考慮し、送る時間帯にも配慮が必要です。

LINEを変えれば、関係も変わる

あなたのLINE、知らず知らずのうちに“残念な印象”を与えていませんか?
もう一度、NGポイントをおさらいしましょう。

  • 自分の話をまったくしない
  • 質問攻めで会話が続かない
  • 愚痴や悪口が多い
  • 馴れ馴れしい言葉遣い
  • 長文&連投で返信しづらい

心当たりがある方は、ぜひ今日から少しずつ改善を。LINEは、相手との信頼関係を育てる大切なコミュニケーションツール。ちょっとした意識の違いで、あなたの恋愛はぐっと前向きに動き出すはずです。

焦らず、誠実に。そして、言葉に思いやりを込めて——素敵な出会いを引き寄せるLINEの第一歩を、今ここから始めましょう。


監修者:吉野 麻衣子(株式会社SMART BRIDAL代表取締役社長/MBA婚活心理カウンセラー/モデル)

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「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させ、科学的根拠に基づく戦略的婚活をサポート。
43歳で14歳年下の3高ハイスぺ男子と再婚し、経営者としての視点と心理学の知見を融合させた独自メソッドで、多くの方の幸せな結婚を実現。ミセスコンテスト世界大会優勝者としてモデル活動も行いながら、全国の独身男女の人生設計をトータルサポート中。