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上司「いい感じに進めて」仕事で“曖昧な指示”を受けたら…?→ 仕事のデキる人が最初にやる“意外なコト”とは?【プロが監修】

  • 2025.5.29
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「この仕事、いい感じに進めておいて」と言われたとき、あなたは困りましたか?具体的な指示がないままにどのように進めるか決断するのは難しいものです。多くの人がその場では笑って受け流してしまいがちですが、ここで差がつくのが“仕事がデキる人”たちです。彼らはあいまいな指示を受けたとき、どのようなステップを踏んでいるのでしょうか?

あいまいな指示は“質問力”で乗り越える

仕事を効率よく進めるための最初のステップは、上司にヒアリングを行うことです。

ここで大切なのが“質問力”です。

「具体的にはどのような成果物を想定されていますか?」や「この作業の優先度は?」「締め切りの目安はいつですか?」といった質問を投げかけることで、上司の考えを明確に引き出します。

これにより、プロジェクトの目的、スコープ、制約条件を的確に把握できます。また、自分の理解が合っているかどうかも確認することで、お互いの認識をすり合わせることが重要です。

自らプランを提案し、主導権を握る

次に、聞いた情報をもとに自分なりのプランを考え、上司に提案します。

ここでもう一歩踏み込んで、「このような方針で進めるのはどうでしょうか?」と主導権を握る姿勢を見せることが重要です。

このプロアクティブなアプローチにより、上司は「この部下に任せても大丈夫だ」と安心感を得られます。

具体的には、タイムラインを設け、マイルストーンを設定することで、何をいつまでに行うべきかが明確になります。さらに、このプロセスに上司を巻き込むことで、承認を得られるだけでなく、プロジェクトに対する上司の関与も引き出せます。

想定外のリスクにも対応できる“準備力”

しかし、計画が完璧に立てられたとしても、実際に進める中で予想外の問題が生じることはよくあります。

デキる人は、こうした事態に備えるための“準備力”を持っています。例えば、潜在的なリスクを予測し、その対策を事前に考えておくと同時に、進捗や成果を定期的に評価する仕組みを作ります。これにより、計画通りに進まない場合でも迅速に対応し、計画を柔軟に修正できます。

上司からの信頼を得るとともに、プロジェクトを成功に導く鍵は、このような事前準備と継続的なフィードバックサイクルにあるのです。

ふんわり指示をチャンスに変えよう!

上司からのあいまいな指示は、一見すると困難に思えますが、その対応次第では大きなチャンスです。

質問力で上司の意図を明確にし、積極的にプランを提案しつつ、リスクにも備えることで、あなたは上司の信頼を勝ち取り、キャリアのステップアップにつなげることができます。

次にふんわりした指示を受けたときは、これらのステップを思い出し、行動してみてください。それが、仕事で結果を出す第一歩となることでしょう。