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“和の心”と融合した、新しい形のコンセプトストア〈LEMAIRE EBISU〉

  • 2025.5.13
“和の心”と融合した、新しい形のコンセプトストア〈LEMAIRE EBISU〉

パリ、ソウルに続いて〈ルメール〉がショップの拠点地に選んだのが東京・恵比寿。駅から少し離れた住宅街にぽつんとある〈ルメール エビス〉は、1960年代に個人邸宅として建てられた家屋を改装している。170㎡の広大な敷地には、ウェアからバッグ、シューズまで幅広いラインナップが揃う。

ただアイテムを陳列しているだけでなく、アーティスティックディレクターであるクリストフ・ルメールとサラ= リン・トランのエッセンスが色濃く反映されているのが魅力。サラ= リンがキュレーションした女性アーティストの書籍が実際に購入できたり、東京・羽根木のアトリエ兼ギャラリーショップ〈Out of museum〉がセレクトするオブジェが置かれていたりと、随所にこだわりが表れている。

LEMAIRE EBISU 店内
リビングには定番のクロワッサンバッグや革小物などが並ぶ。奥には開放している庭も。
LEMAIRE EBISU 店内
2階はベッドルームだった屋根裏部屋を改装したもの。手前にはオリジナルのベッドがあり、ゆったりと買い物が楽しめる。

そしてこの店では、リビング奥にある庭でチェアに腰かけたり、世界で唯一備えているキッチンにて、タイミングが合えばお茶と焼き菓子でもてなされたりも。まるで家に招かれたような、優雅な買い物体験が楽しめるのだ。

さらに今後は展覧会やコンサートなどブランドを通じた新たなクリエイティブの場として運営されていく予定。ますます居心地のよい空間になりそうだ。

LEMAIRE EBISU 店内
畳部屋は押し入れをアレンジしてラックに。メンズ、ウィメンズを問わず空間に合わせたアイテムが並んでいる。
LEMAIRE EBISU 店内ディスプレイ
〈ルメール〉がセレクトしたヴィンテージの着物掛けをディスプレイに採用。シャツ(134,000円)とパンツ(184,000円)は春夏シーズンの新作ウェア。

Information

LEMAIRE EBISU 外観

LEMAIRE EBISU

2階建ての家屋は数年前まで個人邸宅として使われていた物件。部屋ごとに置かれているアイテムも異なる。
住所:東京都渋谷区恵比寿3-21-1
営:11時~19時
休:不定休

エドストローム オフィス

TEL:03-6427-5901

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