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10歳の誕生日を迎えたシャーロット王女、現代的なプリンセスに成長

  • 2025.5.7
The Royal Family Watch Military Procession To Mark The 80th Anniversary Of VE Day

10歳の誕生日を迎えたシャーロット王女は、王室の古い慣習や制約を逃れ、より現代的なプリンセスへと成長しているようだ。ウィリアム王子とキャサリン妃の第二子として、2015年5月2日に生まれた王女は、2013年に改正された王位継承法により、弟に王位継承権を奪われない初の女性王族となった。

君主制が過渡期を迎える中、ウィリアム皇太子夫妻は子どもを寄宿制の男子校または女子校に入れるのではなく、進学先に選んだのは自宅近くの共学校ランブルックスクールだった。また学校の長期休みには、公務を控えて家族で過ごす時間をとるなど、これまでの王室のルールに縛られない教育方針を取ってきた。その影響は、特にシャーロット王女に顕著に表れているという。

The Royal Family Watch Military Procession To Mark The 80th Anniversary Of VE Day

5月5日(現地時間)には、両親や兄弟とともにシャーロット王女は、バッキンガム宮殿で行われたヨーロッパ戦勝記念日の式典に出席し、ここでも落ち着き、洗練された姿を見せた。王室関係者によると、彼女には「生まれながらの素質があり、王室の行事にも、まるで水を得た魚のように順応」しているそうだ。また、そんな彼女に接する機会のあるキッズ服デザイナー、アマイア・アリエッタは語る。「彼女は自信に満ちていて、自分自身にも置かれた環境にも容易に順応しているように見えます。責任感からくる成熟、彼女はいつもそれを完璧にこなしているようです」

The Royal Family Watch Military Procession To Mark The 80th Anniversary Of VE Day

その一方で、ヘンリー王子が次期国王である兄ウィリアム皇太子の“スペア”として育てられた苦悩と不満を吐露したことでも明らかになったように、兄ジョージ王子に次ぐ王位継承権を持つ彼女の立場は複雑さもはらむ。「イギリス屈指の一族で育つことは、どういうことを意味するのか、外からはうかがい知ることができません」と王室関係者は語るが、家族の時間を大切にする皇太子夫妻の教育方針の甲斐あって心配ないようだ。

シャーロット王女は、シャイなジョージ王子とおおらかなルイ王子の絆を強める役割を果たしていると分析するアリエッタは、こう続ける。「ジョージ王子は、シャーロット王女をいつでも頼りにできると思います。チャールズ国王にとっての妹アン王女のような存在です。彼女は頼りがいのある存在で、ジョージ王子にとって大きな財産となるでしょう」

Text: Tae Terai

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