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アン・ハサウェイ、製作に910時間以上かかったルックに秘められた友情の物語【メットガラ2025】

  • 2025.5.6
The 2025 Met Gala Celebrating "Superfine: Tailoring Black Style" - Arrivals

アン・ハサウェイは、メットガラ2025でキャロライナ・ヘレラのルックを着用。ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるウェス・ゴードンとともにレッドカーペットに登場した。

The 2025 Met Gala Celebrating "Superfine: Tailoring Black Style"

20万個のビーズとラインストーンで装飾された黒と白のストライプのコラムスカートは、910時間を費やしたという。ウエストで結んだ白いコットンのボタンアップシャツに合わせ、胸もとにはブルガリによるダイヤモンドとサファイアのネックレスが輝きを添えていた。

今回のルックで、ハサウェイとゴードンはUS版『VOGUE』の元エディター・アット・ラージでファッションジャーナリストのアンドレ・レオン・タリーにオマージュを捧げている。タリーは、1983〜1987年に『VOGUE』のニュースディレクターを担当し、1988〜1995年にはアフリカ系アメリカ人として初めてクリエイティブ・ディレクターを務めた人物。2013年にはエディター・アット・ラージに就任し、アナ・ウィンターの右腕として活躍。『VOGUE』のクリエイティビティやビジョンを高めることに貢献した。

またタリーは、1981年7月号の『Interview』誌で、キャロリーナ・ヘレラが自身の名を冠したレーベルを立ち上げた後、初めてインタビューに応じたジャーナリストでもある。

The 2025 Met Gala Celebrating "Superfine: Tailoring Black Style"

「アンドレほど美と完璧さの絶え間ない追求を体現している人物はいない。彼はキャロライナ・ヘレラの親友の一人であり、彼と出会い、共に過ごせたことは光栄でした」とゴードンは『VOGUE』に語っている。

ゴードンは、ハサウェイのルックを手がけるにあたって、サバンナ芸術デザイン大学(SCAD)に助けを求めた。タリーのパーソナルなアーカイブを保管しているSCADは、ヘレラのチームにコレクションへの自由なアクセスを許可し、今年のメットガラのドレスコードである「Tailored for You」を表現できるように手助けした。ゴードンは、タリーのシグネチャーでもあるダブルブレストのスーツの下に着ていた白いボタンダウンのシャツにも惹かれたそうだ。

Photos: Getty Images Text: Hannah Jackson Adaptation: Mayumi Numao

From VOGUE.COM

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