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奈緒主演『死ねばいいのに』映画化 衝撃タイトルの奥にある“生きること”を問いかける物語

  • 2026.3.14
奈緒主演『死ねばいいのに』映画化 衝撃タイトルの奥にある“生きること”を問いかける物語
(C)京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会

死んだ女性を巡る証言が導く真実とは? 原作は京極夏彦原作の異色ミステリー

奈緒を主演に迎え、京極夏彦の同名小説を映画化した『死ねばいいのに』が、7月3日より全国公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルと特報映像も解禁された。

現代を舞台に描かれた、京極夏彦による異色のミステリー小説が、待望の映画化を果たす。そのタイトルは『死ねばいいのに』。何者かによって殺された鹿島亜佐美。そんな、彼女のことを知りたいと、渡来映子が亜佐美の職場の上司・山崎を訪ねてきて──。

主演を務めるのは、多彩なジャンルで確かな演技力を発揮し、観客を魅了し続けている奈緒。本作では、“亜佐美”について尋ね歩く謎めいた人物・渡来映子(わたらい・えいこ)を演じる。従来のイメージを覆す、アウトローな雰囲気を漂わせた役柄で新境地を開拓する。

監督は金井純一。映画『マイ・ダディ』(21年)に続き、奈緒と再びタッグを組んだ。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、舞台から映像作品まで幅広く脚本・演出を手がける喜安浩平が担当する。

映画公開にあたり、原作者の京極は「言葉と言葉の隙間から、こんなにも遠くを見通せるものでしょうか。会話劇が想起させる景色と、ある意味同じであるのに、まったく見えなかった風景が広がっていました」と映画の感想を寄せ、「今となっては、このタイトルが足を引っ張るのではないかと案じています」と、タイトルが孕むリスクにも言及した。

また、金井監督は「初めて原作を読んだ時の印象は、タイトルの過激さから想像していたものとは全く別のものでした。「死ねばいいのに」という台詞によって、逆に「生きること」を力強く勧められるという切り口に、これは俳優の演技を通して映画として世に出して勝負してみたい作品だと思いました」と、映画化への強い想いを明かす。

そして奈緒は、「この映画を撮影した幻のような日々、空、風、出会い。その全てが、『私は今、生きたくて生きている』ということに気づかせてくれました。このタイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように」とコメントを寄せ、観客へ想いを託した。

解禁されたティザービジュアルは、目を見開き、何か言葉を放っている映子の表情を大胆に配置したもの。また、特報映像では、死んだ亜佐美について尋ね歩く映子の姿が収められている。柔和な表情で「亜佐美について 聞かせてもらいたんです」と問いかける映子が、徐々に牙をむき出し、時に無神経に、そして執拗に相手を追い詰めていく。

亜佐美とは、いったいどのような人物だったのか。観客は映子とともに証言を辿りながら、その輪郭を少しずつ形作っていく。なぜ映子は、そこまで亜佐美のことを知ろうとするのか。2人はどのような関係だったのか。そして、映子が口にする「死ねばいいのに」という言葉は、誰に向けられたものなのか。断片的に浮かび上がる証言と交錯する感情。真実に近づくたびに、私たちの足場は静かに、しかし確かに揺らいでいく。

■原作:京極夏彦

言葉と言葉の隙間から、こんなにも遠くを見通せるものでしょうか。会話劇が想起させる景色と、ある意味同じであるのに、まったく見えなかった風景が広がっていました。今となっては、このタイトルが足を引っ張るのではないかと案じています。

主演:奈緒

この映画を撮影した幻のような日々、空、風、出会い。その全てが、「私は今、生きたくて生きている」ということに気づかせてくれました。このタイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように。

監督:金井純一

初めて原作を読んだ時の印象は、タイトルの過激さから想像していたものとは全く別のものでした。個性的な登場人物たちや、スリリングな展開にページをめくる手は止まらず、そして何より「死ねばいいのに」という台詞によって、逆に「生きること」を力強く勧められるという切り口に、これは俳優の演技を通して映画として世に出して勝負してみたい作品だと思いました。

京極先生からは、好きなように作ってもらって構わない、というありがたい言葉を直接いただき、スタッフ・キャストともに士気はぐんと上がりました。映画だからこそ、このチームだからこそできる表現を目指して、一丸となって走り抜いて作り上げました。作品はもちろんのことですが、奈緒さんをはじめとする俳優部全員の芝居をぜひ、スクリーンで見ていただきたいです。

『死ねばいいのに』は2026年7月3日より全国公開。

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