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ガーナ発、ゴミが希望に変わる。クラウディと三菱鉛筆による「ゴミと鉛筆とアート展」が原宿で開催

  • 2025.5.2

特定非営利活動法人クラウディと株式会社DOYAが、三菱鉛筆株式会社とともに立ち上げた「CHOCOPEN プロジェクト」。ガーナで道端に廃棄されるカカオの殻を回収し、鉛筆に生まれ変わらせるというこの取り組みの始動を記念して、「ゴミと鉛筆とアート展」が5月11日(日)まで、原宿のアンノン原宿で開催される。

展示では、現代アーティスト30名によるカカオ鉛筆を使った作品が並ぶほか、縦2.7m×横8mの真っ白な壁が登場。来場者は会場の筆記用具を用いて、自由に描くことができる。さらに、鉛筆を1本購入するごとに、文房具が不足するガーナの子どもたちに1本が寄付される仕組みも導入。描くことを通して、アートと社会貢献が結びつく新たな体験が生まれる。

「このえんぴつには、手書きのぬくもりとともに、教育課題やゴミ問題を解決する力がある」と語るのは、クラウディ代表の銅冶勇人。プロジェクトの背景には、カカオの殻が放置されることで引き起こされる環境問題や、適切な教育環境が整っていない子どもたちの現状がある。鉛筆一本に込められた想いを、アートを通して広げていくことが目指されている。

“捨てる”という行為のその先に、新たな可能性が見える。そんな発見を誘う本展で、感じて、描いて、つながる時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

ゴミと鉛筆とアート展

開催期間/ 〜2025年5月11日(日)

開催時間/11:00〜19:00

会場/アンノン原宿内イベントスペース

入場料/無料

Text: Makiko Yoshida

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