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ガソリン186円高騰でも"早朝5時から大渋滞"か、NEXCO渋滞予報士も警告「4連休初日は最大40キロクラス」

  • 2025.5.3
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出典:photoAC(画像はイメージです)

ゴールデンウィーク4連休に向けて、NEXCOと渋滞予報士から注目すべき渋滞予測が発表されています。現在、全国のレギュラーガソリン価格は1リットル186円前後と高騰している状況。

また、NEXCOの公式発表によると、本日5月3日から5月6日までのゴールデンウィーク期間中は高速道路の「休日割引」が一切適用されません。NEXCO東日本が公開したプレスリリースでは、この期間中はすべて通常料金での運用となることが明記されています。

こうした経済的なハードルがあるにもかかわらず、各高速道路では大規模な渋滞が予測されています。

レジャーや帰省を諦めきれない人々の車で、高速道路はどのような状況になるのでしょうか。NEXCOや渋滞予報士が発表している予測情報から、今年のゴールデンウィークの渋滞状況をまとめました。

NEXCOが警告する大混雑区間

NEXCOが3月26日に公開したプレスリリースによると、今年のゴールデンウィークでは複数の高速道路で深刻な渋滞が予測されています。特に注目すべきは東北自動車道中央道、東名高速道路の下り区間。

東北自動車道(下り)では、5月3日(土)朝7時頃羽生PA付近最大40キロメートルの渋滞が予測されています。この区間は首都圏から東北方面へ向かう車が集中するポイントとして知られており、通過に2時間以上を要する可能性もあります。

中央道(下り)では、5月3日(土)朝5時頃相模湖IC付近最大45キロメートルクラスの渋滞が予測。

また、東名高速道路(下り)でも5月3日(土)9時頃岡崎IC付近最大30キロメートルの渋滞が予想されています。関東から中部・関西方面へ向かう車が集中するこの区間も、大幅な時間ロスが見込まれます。

NEXCOの資料では、こうした渋滞予測に基づき、可能であれば混雑時間帯や区間を避けた移動計画を立てることを推奨しています。

渋滞緩和のため、ご利用の日や時間帯の変更など分散利用にご協力ください。

特に朝方から昼前にかけての時間帯は最も混雑しやすいため、早朝または午後の移動を検討することも一案です。

渋滞予報士「朝5時から最大40キロの渋滞も」

渋滞予報士が公開した予測情報によると、関東地方の主要高速道路では5月3日を中心に大規模な渋滞が発生する見込みです。

特に注目すべき混雑ポイントとして、八王子JCT(圏央道)と相模湖IC(中央道)が挙げられています。これらの地点では朝5時という早い時間帯から既に20キロメートル以上の渋滞が形成されると予測されています。

渋滞予報士が公開した動画資料によれば、関東の下り線では最大で40キロメートルクラスにも及ぶ渋滞が予測されているとのこと。これは単純計算でも、通過に2時間以上を要する可能性がある深刻な混雑状況です。

こうした予測を踏まえると、関東地方から箱根・富士方面や中央高速方面へ向かう場合は、相当な時間的余裕を持った計画が必要となります。また、混雑を少しでも緩和するためには、一般道との併用や、出発時間の分散も効果的かもしれません。

連休の渋滞を乗り切るために

ガソリン価格の高騰と休日割引の不適用という二重のコスト増にもかかわらず、今年のゴールデンウィークも高速道路は大混雑が予想されています。NEXCOと渋滞予報士の予測によれば、5月3日を中心に各地で大規模な渋滞が発生する見込みです。

NEXCO東日本では、渋滞発生地点となっているサグにおいて、渋滞ポイント標識の設置を進めており、渋滞予報士も以下の通り渋滞対策の方法を説明しています。

<渋滞予防運転4箇条>渋滞ポイント標識を見かけたら…

  • 1.無意識な速度低下に要注意!…わずかな速度低下が渋滞の原因となります。
  • 2.車間距離を確保!…クッションの役割を果たし後続車にブレーキが伝わるのを防ぎます。
  • 3.むやみな車線変更を控える!…むやみな車線変更は、後続車にブレーキを踏ませ、渋滞を発生または悪化させる原因となります。
  • 4.速やかな速度回復!(渋滞時)…渋滞の先頭はもうすぐです。速度回復の準備を!

連休にドライブを予定している方は、これらの情報を参考に、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。また、NEXCOのウェブサイトやスマートフォンアプリなどで最新の交通情報をこまめにチェックすることで、より快適なドライブを実現できるかもしれません。

経済的な負担は増していますが、久しぶりの制約のない連休を安全に、そして少しでも快適に過ごすための参考にしていただければ幸いです。