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医師「シミを生み出しているかも」→『紫外線』の影響だけじゃない…避けるべき“NG習慣”とは?【医師の監修】

  • 2025.5.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

日差しが徐々に強くなってきましたね。この季節、もっとも気にかかるのが「紫外線」と「シミ」の関係ではないでしょうか。

実は誰もが無意識にやっている習慣が、シミを作り出しているかもしれません。今回はこれからの時期に特に注意したいシミ対策やNG習慣を、専門家のアドバイスを交えながら詳しく解説していきます。

知られざるシミの原因!基礎知識から対策まで

多くの人が、紫外線からの刺激が原因でシミができると考えています。確かに、紫外線のA波(UVA)およびB波(UVB)は肌の奥深くにまで届き、シミや肌老化を引き起こす主要な要素です。肌に浴びる紫外線の量を減らすため、外出時には日焼け止めを使ったり、帽子やサングラスで直射日光を避けることは基本中の基本。しかし、知っておきたいのは紫外線だけがシミを生み出す原因ではないということです。

では、具体的にどのような習慣がシミを招くのでしょうか。まず注目したいのが、化粧品の使用法です。化粧水や乳液をコットンでつけるとき、一部の人は力を入れすぎて肌をこすってしまうことがあります。この摩擦が長期間続くと、肌に色素沈着を残すシミを作る原因になりかねません。

シミを予防するためにはどうしたらいいの?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

医師の解説によれば、「摩擦」や「ストレス」が肌に余分な刺激を与え、それがメラニン生成を促進しシミとなることもあります。日々のスキンケアや習慣の見直しが大切だということがわかりますね。

例えば、毎晩の洗顔の際にゴシゴシと強くこすっていませんか?その摩擦が積み重なることで、肌に微細な傷がつき、シミができやすくなることがあります。また、心身のストレスも侮れません。ストレスは体内のホルモンバランスを崩し、肌トラブルを引き起こす原因ともなり得るのです。

美肌への道は日々の小さな努力から

紫外線対策はもちろん、シミを悪化させる原因を取り除くことが美肌を保つ秘訣です。毎日のスキンケアで可能な限り肌への摩擦を減らし、ストレスをためない生活習慣を心掛けることが重要です。また、屋内外を問わず、紫外線対策を忘れずに行いましょう。美肌への道は、日々の小さな努力の積み重ねにあります。ぜひ、今日から始めてみてくださいね! 


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。