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『ONE PIECE』覚醒までしたのに…なぜ勝てない?最強クラスの“残念な能力者”【2選】

  • 2025.6.19
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

1997年の連載開始から、今もたくさんの読者に愛され続けている『ONE PIECE(ワンピース)』。
『ONE PIECE』といえば、ルフィたちが遭遇する、多彩な悪魔の実の能力を持つキャラクターも魅力の1つで、今までもたくさんの能力者が活躍してきました。
その中に“超レアな能力で最強なのに、残念な戦歴のキャラクター”がいるのをご存知でしたか?
そこで今回は、“大当たりの悪魔の実を覚醒までさせたのに、残念になった能力者2選”をご紹介します!
※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

ロブ・ルッチ

ルッチはCP-0最強の殺し屋で、“六式”を極めた天才であり、さらに“ネコネコの実 モデル・レオパルド”の能力を覚醒させた、文句なしの世界政府の超エリート戦闘員です。にもかかわらず戦績の結果は、なぜかいつも残念なものばかり。ギア5のルフィに一蹴され、なんと麦わらの一味“No.2”のゾロにまで圧倒され、覚醒の輝きはすぐにかき消されてしまいました。

ではなぜ、覚醒したルッチは勝てないのか?それはルッチの戦い方に問題があるのかもしれません。

ルッチは命令を遂行し、任務のために手段を選ばない男であり、その思考は、昔も今もまったく変わっていない様子です。実はココに落とし穴がある可能性があります。悪魔の実の能力の覚醒とは、“心身が能力に追いつく”事であり、“精神と肉体が一致した者”にしか、真価は発揮出来ません。

けれど実は、それだけではまだ足りないのではないでしょうか。ルッチには“信念”が足りないのだと推測されます。「世界政府の命令だから戦う」そんな主体性のない“戦う理由”では、どれだけ肉体を鍛えても限界があるのでしょう。

一方ルフィは、“仲間を守るため”に命を賭け、“自由のため”に戦い、ギア5という“想像を現実にする力”に到達しました。ルフィは、信念の力と覚醒が完全にリンクしているように見られます。

つまりルッチの敗北は、戦闘能力ではなく、精神性の差なのかもしれません。だからこそ、どれだけスペックが高くても、魂の強さで戦う麦わらの一味には勝てないのです。

トラファルガー・ロー

ローは、オペオペの実の覚醒者で、かつて“世界政府が50億ベリーで取引していた、チート級の能力者。その最強能力を自力で極めた天才外科医です。

能力を覚醒させたことで、遠隔での内部破壊を可能にし、ビッグ・マム戦ではキッドと共闘し、あの四皇の巨体を地中深くに叩き落としました。しかし、その後の戦いで待っていたのは、あまりにも残酷な敗北だったのです。

ローは、ビッグマムと同じ四皇の黒ひげとの戦いに、万全の状態で挑んだにもかかわらず、船も仲間も、そして“ロードポーネグリフの写し”までも失ってしまいました。けれど、きっとそこまでの圧倒的な戦力差ではなかったはずです。むしろ、黒ひげに大きなダメージを与えており、互角以上に渡り合っていたと思われます。

では、なぜローは勝てなかったのか?その理由は、彼の“戦闘スタイルと覚醒の方向性”にあると思われます。

ローの能力は、空間を自在に操る支配型。覚醒によって攻撃の幅は増しましたが、どれも“精密で繊細な技”ばかりです。どんなに攻めても、黒ひげのような“豪腕の暴力”には通用しづらかったはずです。

そして黒ひげは、“能力者殺し”のヤミヤミの実と、“殴って終わり”のグラグラの実という、最強の合わせ技でローと戦ったはずです。理論より暴力、戦術よりパワー。この相性の悪さが、ローにとっては残念にも、悲劇的な力の差を生んでしまったと思われます。

ローの覚醒は間違いなく最強クラスでしたが、海賊の世界では、あと一歩のパワーの差が勝敗を分けるのかもしれません。

まとめ

今回は、大当たりの悪魔の実を覚醒までさせたのに、残念になった能力者2選”をご紹介しました。

こうしてみると、ルッチもローも、ルフィや黒ひげと、そこまでの戦力差はなく、あと一歩で追いつける実力を持っていました。
2人の再登場に期待しながら、これからの展開を楽しみに待ちましょう!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
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