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『ONE PIECE』実は“敵じゃなかった”…?"不可解な行動”の裏に秘められた可能性

  • 2025.7.22
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』でこれまで登場してきた海軍大将たちは、いずれも圧倒的な実力を持ち、たびたびルフィを窮地に追い込んできました。しかし実は、彼らの行動をよく見ていくと“ルフィを追い詰めていた”のではなく、むしろ“救っていた”とも受け取れる場面がいくつもあるのです。

今回は、そんな“海軍大将に救われてきたルフィ”という説に注目し、過去のエピソードを振り返ります。

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

青キジと藤虎に救われたルフィ

ロングリングロングランド編で登場した青キジ(クザン)は、ニコ・ロビンを危険人物と見なし、命を奪おうとしました。ルフィたち一味は立ち向かうも、まったく歯が立たずに敗北。ルフィとロビンは氷漬けにされ、一味は絶体絶命の危機に――。

それでも青キジは、ルフィの一騎打ちの申し出を受け入れ、最終的には一味全員を見逃します。これは、かつてクロコダイルを討伐したルフィたちに“借り”を感じていたからだと明言されています。つまり、青キジの判断がなければ、あの場でルフィは命を落としていたかもしれません。

また、ドレスローザ編に登場した藤虎(イッショウ)は、ドフラミンゴの“鳥カゴ”を止めようと奮闘するゾロたちに加勢し、戦局を大きく支えました。さらに、赤犬からの命令を無視して、ルフィの脱出を黙認するなど、一貫してルフィ側に立つ姿勢を見せています。

実は一番“味方”だった? 黄猿の不可解な行動

黄猿(ボルサリーノ)は、一見するとルフィたちの天敵に見えますが、実は最も“助けていた”大将かもしれません。

シャボンディ諸島編では、黄猿が圧倒的な力で麦わらの一味を追い詰めますが、決定打を与える前にレイリーの妨害が入り、最終的にはバーソロミュー・くまの能力で一味全員を各地へ飛ばされてしまいます。

ただ、黄猿が本気で仕留めようとしていれば、誰か一人くらいは倒されていたはず――そう考えると、“あえて取り逃がした”のではないかという見方もできます。現に、部下の戦桃丸も一味を静観していました。

さらに頂上戦争では、黄猿は光速の蹴りでルフィを何度も吹き飛ばしますが、その“落下先”はジンベエや白ひげなどの強者の元ばかり。あえて安全地帯に送り出していたとも受け取れるのです。

そして最新のエッグヘッド編。ベガパンク抹殺という任務のため出動した黄猿でしたが、「ベガパンクを殺したいわけじゃない」と本音を吐露。任務に私情を挟まず従ってきた“どっちつかずの正義”の象徴だった黄猿が、ここで明らかに揺れているのです。

ギア5の反動で倒れたルフィに食料を与えたり、赤犬に対して感情を爆発させたりと、これまでとは違う一面を見せた黄猿。その迷いは、まさに“味方”である証なのかもしれません。

赤犬がルフィを救う展開も?

これまでのエピソードを振り返ると、青キジ・藤虎・黄猿の3人の海軍大将は、ルフィに対して敵対しながらも、どこかで“救いの手”を差し伸べてきたと言えます。

そう考えると、もしかすると今後は赤犬(サカズキ)がルフィを助ける展開もあるのでは?という予測も成り立ちます。

赤犬は、かつてエースの命を奪った因縁の相手。ルフィにとって最も許しがたい存在のひとりですが、近年では五老星の理不尽な命令に対してストレスを募らせている様子も描かれています。

もしかすると、“徹底的な正義”を掲げる赤犬が、あまりに歪んだ政府の方針に反旗を翻す日が来るかもしれません。

まとめ

海軍大将の青キジ・藤虎・黄猿はいずれも、ルフィと敵対しながらも、自らの正義や信念のもとで彼を救ってきました。

青キジはすでに海軍を去り、藤虎や黄猿もまた、現体制に不信感を抱いている様子。もし彼らが今後海軍を離脱すれば、残る赤犬や緑牛にも影響を及ぼす可能性があります。

赤犬までもが脱退するような展開が来れば、海軍の大将全員が去るという前代未聞の事態も起こり得るかもしれません。

“正義”の意味が問われるなか、ルフィと海軍の関係にもますます注目が集まります。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:驚愕!!ルフィはずっと黄猿と青キジの海軍大将に救われていた