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最強の悪魔の実を覚醒…『ONE PIECE』とんでもない力を得たキャラクター【3選】

  • 2025.6.9
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写真:PhotoAC

『ONE PIECE』の世界では、悪魔の実を覚醒させることで能力の枠を超えた力を手にすることができます。

今回は、悪魔の実の覚醒によりとんでもない力を得た3人のキャラクターに注目し、覚醒の真価、そして「覇気」との対比について考みていきます。

※この記事は『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

ルフィ──太陽の神ニカの覚醒

最初に挙げるのはもちろん、主人公「麦わらのルフィ」です。

コミックス第1巻でルフィが口にしたのは、シャンクス率いる赤髪海賊団が持っていた"ゴムゴムの実"。
しかし、かつて"ゴムゴムの実"と呼ばれていた悪魔の実の正体は、実は"ヒトヒトの実 幻獣種 モデル"ニカ"だったのです。

800年間、世界政府が手に入れることのできなかったこの実を、ルフィが覚醒させたことで、神のような自由自在な力を発揮できるようになりました。

雷をつかんで投げるといった超常的な動作すら可能とし、物理法則すら歪めるこの能力は、現時点で作中最強クラスとされても不思議ではありません。

カタクリ──モチモチの実の高度な応用力

続いてはビッグ・マム海賊団の三将星のひとり「シャーロット・カタクリで」す。

彼の"モチモチの実"は当初ロギア系とされていましたが、後に特殊なパラミシア系に分類されました。
覚醒により、自身の体だけでなく周囲の地面までも餅に変化させる能力を持つようになり、戦場の支配力が飛躍的に向上しました。

さらに、カタクリは見聞色の覇気にも長けており、未来を少しだけ見ることができるという驚異的な戦闘スタイルを持っていました。

とはいえ、近年登場したシャンクスの"未来視を封じる見聞色"の登場により、その強さはやや霞んでしまった印象もあります。

キッド──ジキジキの実による磁力の拡張

最後は"ユースタス・キャプテン・キッド"です。

キッドのジキジキの実は磁力を操る能力ですが、覚醒によって周囲の物体や人物にも磁力を付与できるようになりました。
覚醒後の"電磁砲(ダムド・パンク)"という必殺技は、巨体の鉄塊で作ったバズーカから、強力なビームを高速で射出する大技であり、あのシャンクスですら冷や汗をかくほどの威力を持っています。

しかし、キッドの強烈な攻撃も、シャンクスの"神避(かむさり)"によって完全に封じられてしまいました。
この描写からも、どれほど強力な能力であっても、それだけでは絶対的な優位には立てないことが示されています。

能力の覚醒と覇気の壁

ルフィ、カタクリ、キッド──いずれも悪魔の実の力を極限まで高めた能力者ですが、作中で描かれているように、最終的な勝敗を分けるのは"覇気"なのです。
特に、カイドウが口にした「覇気だけが!!! 全てを凌駕する!!!(104巻1047話)」という言葉は、シャンクスの戦い方を見る限り、真実味を帯びています。

つまり、どれだけ覚醒能力が優れていても、覇気の練度によってはそれを打ち破ることができるというのが現在の『ONE PIECE』の戦闘構図といえるでしょう。

おわりに

悪魔の実の覚醒は確かに強力な力をもたらしますが、それだけでは勝ちきれない世界が『ONE PIECE』にはあります。
ルフィがニカとして覇王色の覇気を纏って戦うように、最終的な鍵を握るのはやはり“意志”と“覇気”なのかもしれません。

覚醒能力者たちの今後の進化と、それに対抗する覇気使いたちの戦いからも、ますます目が離せません。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
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