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ウソップじゃ勝てない…?『ONE PIECE』強すぎるヤソップの狙撃

  • 2025.6.7
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写真:PhotoAC

『ONE PIECE』で今、静かに火種がともり始めています。それは――赤髪海賊団の狙撃手「ヤソップ」による、「バルトロメオ」への狙撃です。

ヤソップは“四皇”赤髪海賊団の主戦力。彼の撃った一発は、単なる忠告や牽制では済まされないものでした。そして撃たれたバルトロメオは、麦わら大船団の仲間であり、ルフィの意志を背負う男です。

今回は、「バルトロメオ狙撃事件」と、その先に見え隠れする“父と子”の物語、そして麦わら大船団と赤髪海賊団の対立の可能性について読み解いていきます。

※この記事は『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

バルトロメオの狙撃と「けじめ」の火種

『ONE PIECE』第111巻1126話にて、バルトロメオがヤソップの狙撃で、海賊船ごと倒され、現在「生死不明」です。

バルトロメオはかつて、赤髪海賊団の旗を燃やすという“暴挙”にでました。
その過激な行動は、赤髪海賊団サイドから見れば立派な“宣戦布告”です。

ルフィはこの件に直接関わってはいませんが、バルトロメオは“麦わら大船団”としてルフィの名のもとに行動していました。

そして、ケジメとしたヤソップのこの狙撃ですが、少々やりすぎな気もします。ルフィはきっとまだ知りませんが、このことがきっかけで、シャンクスとルフィの関係に、微妙に亀裂が入った可能性があります。

そして今後、もしこの事件の捻じ曲がった情報をルフィが知ったら、ヤソップの狙撃を“麦わら大船団への宣戦布告”と見なし――ルフィがヤソップ、ひいては赤髪海賊団に“けじめ”を求め、戦う展開も起こり得るかもしれません。

ヤソップの実力と“父の壁”

シャンクス率いる赤髪海賊団の狙撃手として長年その腕を振るってきた実力者で、異名は“追撃者(チェイサー)”です。
その名の通り、標的を決して逃さずに仕留めるスナイパーです。
またヤソップは、赤髪海賊団でもNo.4と思われる主力メンバーであり、その精密な狙撃は戦場で“戦局を左右する一手”となると思われます。

さらになんといってもヤソップは、ウソップの父親なのです。

そして息子であるウソップは、麦わらの一味の狙撃手として確かな成長を見せていますが、まだ実力的には父の背中には、到底追いつけていないと思われます。
ウソップは見聞色の覇気を会得し、狙撃の精度も上がっていますが、現時点では「ヴァン・オーガー」や「ベン・ベックマン」といった四皇幹部の重鎮たちと比べると、実力差は明確です。

さらにウソップは未だに麦わらの一味の“No.4”になれておらず、弱小トリオとして知られています。

きっとこのウソップとヤソップとの実力差は、簡単に埋まるものではありません。

父と子、対立の未来とウソップの覚醒

そしてもしシャンクスとルフィが対立する未来がやってくるなら、その「はざま」で最も大きな葛藤を抱えるのがウソップでしょう。

父との再会は、かねてよりファンの間でも待望されていた展開ですが、このバルトロメオの一件で、“敵としての再会”になってしまう可能性も出てきました。

その時、ウソップが選ぶのは逃げることか、それとも立ち向かうことか。ウソップは父ヤソップと真っ向からぶつかり、実力を証明することができれば、ウソップは名実ともに“勇敢なる海の戦士”として覚醒するはずなのです。

おわりに

ヤソップのバルトロメオへの一発が呼び起こすのは、ただの誤解だけではありません。
それはシャンクスとルフィの対立、そしてヤソップとウソップの“父と子”念願の対決の予兆でもあります。

ウソップはこれからヤソップの実力を抜き、ヴァン・オーガーやベン・ベックマンといった強敵と並ぶ実力を身につけなければなりません。

ウソップがついに父親の実力を超え、仲間のために銃を構える未来が、もうそこまで迫っているのかもしれません。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕!!】ヤソップの狙撃が強力すぎる!ウソップじゃ勝てない?