【天神】多様なニーズに対応！リーズナブルな食堂がワンビルにオープン！

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！天神ビッグバンにより、天神を訪れるたびに、様変わりしていく天神エリアやその周辺にワクワクしています。 2025年4月24 日(木)開業した『ONE FUKUOKA BLDG.（ワン・フクオカ・ビルディング）』も、気になるスポットの一つ。ブラックのスタイリッシュな建物「ONE FUKUOKA BLDG.」は、2021年から工事が始まった福岡ビル・天神コア・天神ビブレ跡に建つ複合ビルで、商業、ビジネスを中心に多様な機能が融合しています。

今回私は、５階に出店予定の「天神福食堂（てんじんふくしょくどう）」のメディア先行試食会に参加してきましたので、その様子をお伝えさせていただきますね。

食を通した”ひとづくり”

天神のど真ん中に建つビルの中に食堂ができた背景には、「活力あふれる人が行き交う、魅力的な天神の実現へという想いがあります。人々が集い、常に新しいビジネスと文化が生まれる場や、心と身体の健康の向上を目指し、食べる・くつろぐ・つながる場になるように、食を通した”ひとづくり”をコンセプトに『天神福食堂』を作りました。」と、西日本鉄道株式会社 食堂事業担当の徳久愛子さん。

メニューの開発にあたっては、株式会社リングラッツェとタイアップし、「ハンバーグは手ごねで一つ一つ作り、ご飯と相性の良いオリジナルジャポネソースと合わせたり、2種の小鉢とサラダも付いた野菜もたっぷりと取れる定食。野菜から取ったスープで2、3日煮込んだ欧風カレー。トマトの水煮から作ったケチャップを使用したナポリタン。といったこだわりのメニューを取り揃えました。」と株式会社リングラッツェ 天神福食堂マネージャーの増井成さん。

代表取締役の田村浩治さんはレシピ開発について「だしは昆布、鯖うるめ、追いがつおから取り、スープは鶏ガラから煮込み、カレーはスパイスの調合から行うなど自家製にとことんこだわっています。基礎調味料以外は自家製にすることにより、身体に優しく安価で提供できるようにしました。」と説明。

左から徳久さん、田村さん、増井さん

田村さんと徳久さんの囲み取材も行われました

料理人が作ったレシピを調理するのは、10代から70代まで、経歴や国籍など様々なバックグラウンドを持つ約50名のパートさん。調理トレーニングを経てオープンを迎えます。Tシャツやエプロン、帽子は種類が豊富！カジュアルでお洒落なオリジナルのユニフォームにも注目です。

座席数が凄い！

働く人のランチタイムは時間が命！席数が209席もあり一度に沢山のお客さんが利用できます。でも雰囲気はカフェのようにスタイリッシュで、昔ながらの社食のような雰囲気ではありません♪

1人席、グループ席、テラス席があり、さっと食事を済ませたい、同僚とゆっくり話したい、リラックスしたいなど、その日の気分や状況に応じて席を選べます。

Wi-Fiや電源も完備していますよ。

お店の入り口から奥の様子は見えにくいのですが、店頭サイネージで店内の混雑状況を確認することができます。

※内覧会のため、メニューの表示は実際と異なります

スピーディー＆ゆったり♪

さらにこちらのお店では、モバイルオーダー＆完全キャッシュレス決済で、注文から料理の受け取りまでをスピーディーに行うことができます。 ランチメニューは、定食や丼物、カレー、麺類など定番メニューと日替わりを合わせて12種類と、数量限定のスペシャルランチを加えた計13種類。

「リングラッツェ」で人気の味がワンプレートで味わえるスペシャルランチ（1500円~2000円。メインに応じて価格が変動／数量限定）

注文の方法は2種類あり、１つ目は、こちらのカードにある二次元バーコードをスマホで読み込む方法。席取り札としても使えますよ。（事前登録は不要ですが、通常のウェブ決済と同様でカード情報の入力は必要です）

カラフルで楽しい♪席取り札

もう一つは入り口の券売機で注文する方法で、今回はこちらの様子をご紹介いたします。

メニューを選択します。

※内覧会のため、画面の価格は実際と異なります

モバイルオーダーは6種類、券売機は21種類のクレジットカードや交通系ICカードなどから選択できます。

ピッとかざしてお会計。

食券が出てきました。

※内覧会のため、画面の価格は実際と異なります

食事が出来上がったら、食券に記してある番号がスクリーンに表示されます。私は定食を注文したのですが、ものの3分ほどで出来上がりました。驚きの速さ！

その食券を持って、カテゴリー別に分けられたカウンターへ食事を受け取りに行きます。

カウンター下の機械で、食券のバーコードの読み取りを行います。

確認後、食事を受け取ります。

箸と水はセルフサービス。

そうこうしていると、同行した編集部員の注文したナポリタンが出来上がり！ ナポリタンには、粉チーズとタバスコが用意されていますよ。

このスピーディーさですから、ここで時間を短縮した分、食事はゆったりと楽しむことができるのが嬉しいです。

人気のイタリアン店が手がけたメニュー！

提供が速い上に、スペシャルランチ以外は1000円未満！リーズナブルな価格帯ですが、福岡市中央区平尾で15年以上にわたり愛されているイタリア料理店「リングラッツェ」が手掛けた料理ですから、期待も高まります。 今回は、「定食」（900円）と「ナポリタン」（800円）を試食させていただきました。この日の定食のメインは「ハンバーグ」で、それに小鉢2種とサラダ、味噌汁まで付いて、栄養バランスばっちりです。みそ汁はしっかりとだしの味が感じられて本格的、キャベツとメンマのソテーやかぼちゃのサラダも優しい味付けです。

ふっくらと柔らかいハンバーグは、ソースの味も塩分控えめで、家庭で作るような毎日食べても飽きずに体にも負担のかからないような優しい味わいでした。メインは4日ごとに変更、小鉢はその日によるそうです。

太めの麺を使用し、自家製のソースで仕上げた食堂ならではのメニュー「ナポリタン」がこちらの一皿。見た目はどこか懐かしい食堂メニューなのですが、味わいは本格的！パスタはモチモチでコシがあり、イタリアンレストランで出てくるようなパスタがこちらでいただけるなんて、感動です。

小鉢、味噌汁、自家焙煎のコーヒーなど単品メニューの追加もでき、丼物とカレーはテイクアウトが可能です。 ご馳走様の後は、店内奥の返却コーナーへ。自分でごみを捨て、食器を水の中に入れてトレーを片付けたら、入口とは別にある出口へ向かうという、混雑しにくい導線になっています。

もう一つの顔♪

忙しいランチタイムと打って変わって、15時～20時はアペリティーボタイムに♪日本ではあまり馴染みのない言葉「アペリティーボ」とは、仕事が終わってから夕食までの間に、食前酒を楽しんだりしながら軽く食べること。シエスタの習慣がある南欧では夕食が遅いのでこの時間がお楽しみの時間ですが、日本人の私たちも、仕事帰りにアペリティーボを楽しんでオフモードに切り替えてから帰宅なんていう素敵な時間を過ごしたくなるようなメニューが目白押しです。

あえてお酒を飲まないライフスタイル「ソバーキュリアス」に対応し、ドリンクはアルコールだけでなく、ノンアルコールのラインナップも豊富に揃え、自家焙煎のコーヒーやカフェラテなどカフェメニューも充実。麺類などの軽食や「リングラッツェ」の自家製デリ、手作りのスイーツの他に、旧福ビルの「喫茶 門(もん)」のレシピを受け継ぎリメイクした「ミックスジュース」、福岡の飲食店の人気おつまみメニューも提供します。「リングラッツェ」の自家製デリはテイクアウトも対応なので、夕食の一品としても利用したいですね。 多様なニーズに対応したリーズナブルな食堂「天神福食堂」を是非利用してみてはいかがでしょうか。

天神福食堂（てんじんふくしょくどう）

福岡市中央区天神一丁目11番1号1階 ONE FUKUOKA BLDG.５階

092-752-9888

定休日：ゴールデンウイーク、お盆、年末年始

営業時間：平日・土曜日：ランチ11時～15時／アペリティーボ15時～20時（19時45分L.O.）

日祝：11時～17時（終日ランチメニュー有）

天神福食堂 | ONE FUKUOKA BLDG.｜ワン・フクオカ・ビルディング (略称：ワンビル) 

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