「米袋みたいだろ…これ…」宅配ボックスから運び上げた“22キロの正体”が話題

ペットとの暮らしには、日用品だけでも意外とたくさんのアイテムを揃える必要があります。小さな体でありながら、必要なものはしっかりと家族ひとり分。それでもきちんと生活を整えてあげたいと思えるのは、それだけたくさんの愛情を注げる証でしょう。

行政書士猫の事務所（@tomato54770308）さんが、「愛猫のための無償の労働」についてX（旧Twitter）に投稿し、話題になっています。

いったいどのような労働だったのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

米袋みたいだろ‥
これ‥猫砂なんだぜ。
２２キロを宅配BOXから
運び上げたんだ。
😸くん、感謝してくれたまえ

おねがい(´；ω；｀) pic.twitter.com/wXTPS6DTZ2
— 行政書士🐱猫の事務所 (@tomato54770308) April 29, 2025

本当に「米袋」のような、見るからに重さが伝わってくる猫砂のパッケージは、なんと22キロ！それを宅配ボックスから運び上げるのは、完全に筋トレの域でしょう。

さらに、柔らかく持ちづらそうなパッケージの質感が、余計に重みが強調している気がします。猫さんの生活を支えるライフラインを、必死に運ぼうとする飼い主さんの労働は、まさに愛情の塊と言えるでしょう。

22キロの猫砂と共に届けた飼い主さんの愛情。苦労の先に待っているのは、猫さんの幸せな生活だと思うと、どれほど重くても頑張れてしまう健気な姿。どうかこの努力が猫さんに伝わり、報われますように！と願わずにはいられなくなるエピソードですよね。

報われぬ献身、全てはかわいい猫くんのために

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---これは大変でしたね…！宅配ボックスからご自宅まではどれくらいの距離でしょうか？

オートロックのマンションで、宅配BOXからエントランス〜エレベーター〜エレベーター〜自宅まで合計で十数メートルですが、他の荷物で片手が塞がっていたので片手で引きずって運びました。

---たったの十数メートルの距離のはずが、一気に遠く感じる情景です。お疲れ様でした。こちらの猫砂を運び終わった後のお気持ちを教えていただけますでしょうか。

うちの猫は保護猫で異常に警戒心が強く、3年一緒に暮らしていても触らせてもくれないお嬢様です。今回、下僕の身体を張った苦労が、頑張りが猫に届いて腹毛をもふもふさせてくれたりしないかなと思いました。

---少しで良いからそのご褒美が欲しいですね…。実際はどのような反応がありましたか？

実際には袋の匂いをくんくんとチェックして、興味なさそうに去って行きました。

---それは切なすぎます。いつか投稿者さんの頑張りが報われますように！

こちらの投稿には、このようなコメントが寄せられていました。

猫様「は？感謝するのはそっちですけど？」

チッ、エサちゃうんかいww

猫さんの心の声を代弁しているような面白いコメントが届いていました。

未だに報われることはないけれど、たしかに愛情が満ちている日々。触れなくても、共に過ごす時間は何よりの宝物ですね。いつかその小さなかわいい体が、少しでも近づいてきてくれる日が来るかも、と少しだけ期待しながら。

取材協力：行政書士猫の事務所（@tomato54770308）さん