パスタを茹でたら　情けなすぎるミスに9.4万いいね「芸術点高い」「漫画みたい」

いつでも手際よくおいしい料理が作れればいいのに…そう思っていても、ノーミスで料理をし続けるのは難しいもの。時にはちょっぴり情けない失敗をしてしまうことも。

雛見沢くるみ（@kurumi_pgm）さんが、「パスタを茹でていたときの情けなさすぎる失敗」というポストをX（旧Twitter）に投稿すると、9.4万いいねが集まり（2025/05/05時点）、「芸術点高い」「漫画みたい」と話題になっています。

投稿者さんは、いったいどんな失敗をしてしまったのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

※下記の日付のリンクからX（旧Twitter）に移行します

雛見沢くるみ（@kurumi_pgm）2025年4月28日

はい

なんと、パスタを茹でているお鍋に、塩の瓶を丸ごと落としてしまったのだそう！

グラグラと煮立つお湯にブクブクと沈んでいく塩の瓶…なんとも哀愁漂う情景です。こんなことになったら「あー！」と叫んだ後、どうしていいかわからずジッと眺めてしまいそうですね…。

しかし、投稿者さんは果敢にもこの後塩の瓶を救出！

水浸しになってしまった塩をなんとか復活させられないかと、キッチンペーパーの上に干して乾燥させたそうです。

ただ、塩はキッチンペーパーの上でカチカチに固まってしまったそうですが…。

ところでなぜ投稿者さんは塩の瓶をお鍋に落としてしまったのでしょうか？また、カチカチになった塩は使えるところまで復活を遂げたのでしょうか？投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

熱すぎて取り出せない！塩の瓶救出は超大変！

---これは切ないお写真ですね。この時の状況を詳しくお聞かせください。

「ただ茹でているパスタに塩を振ったら、瓶ごと鍋に落としました。お察しの通り、パスタ投入前に塩を入れるなどの観点はそもそもありません。塩を入れるのは沸点を高めるためと噂で聞きましたが、茹で上がりの7分の間にどうにかなれ（願望）と思っており、多少の沸点の違いで美味しさはそう変わりません。ママーは偉大なのです」

---なるほど！パスタを投入した後、塩を振ったのですね。

「私ぐらいになるとそこらへんの素人とは異なり、塩は瓶の中で当たり前に固まっているので、振っても少量しか出ません。そのため、塩を振り入れるための遠心力の“かかり”が素人のそれとは異なります。さらに、料理へのやる気のなさと握力は比例するので、気付くと塩の瓶は鍋に落ちていました。落としたのは『味の素』かとリプで勘違いもされましたが、熱湯に落ちたのはパンダではないので安心してください」

---わかります。塩が固まってしまうとなかなか出てこないんですよね…。この後、どのように瓶を回収したのですか？

「何度かプラスチックのトングで回収を試みましたが、水の中の瓶と相性が悪く、滑るのとパスタが邪魔なので捕獲が難しいです。何度もお湯に落としてしまい、熱湯が跳ね返りました。『あ、トングはダメだ』と、焦った私は途中、クレーンゲームの要領で、爪を活用して手で取ろうとしましたが、普通に熱されたガラスが熱すぎて無理でした。クッソ熱いです」

---それは大変でしたね…！

「その後、落として何度も鍋底にぶつけていたので一つの不安がよぎりました。『衝撃もそうだが、そもそも熱でガラスが中で割れたとしたら、パスタと破片が混じったら嫌すぎる』と、伸びるのはまだしも食べ物が無駄になるのは嫌なので、すぐに火を止め、冷静に鍋を見ると泡がブクブクしていました。そこで気づきます。『そもそもパスタとかの問題じゃなくて、塩にお湯入ってるからもうダメだわ』と。

---穴からお湯が入ってしまっていますからね。

「色々諦めがついたので、そこからはスマホで写真を撮り、優雅にTwitterでツイートをした後に、懲りることなくトングで救出しました。補足ですが、リプで『おたまをつかえ』と言われましたが、お玉は何かで使って洗ってないままシンクの中に放置しておりその場に使える状態で無かったので、取り出すための選択肢に入りません。また、同様に『湯気で固まるのでスプーンに出してから塩を入れるとよくてよ（意訳）』という丁寧な暮らしのアドバイスを何人かからいただきましたが、自宅の庭でアフタヌーンティーしてそうだなと思いました。ぜひ招いてください」

---トングで無事救出できて何よりでした！パスタは食べましたか？

「パスタが茹で上がるまでの7分以内の出来事だったので、救出する頃にはパスタはちょうどよく茹で上がっており、塩は放置してカルディのパスタソース（雲丹）でいただきました」

---パスタは無事食べられて良かったです。キッチンペーパーで乾かしていた塩は再利用できそうでしょうか？

「無駄にするのも嫌なので、無理矢理キッチンペーパーから引き剥がした上で、さらにまだ水分が残っていたのでフライパンで炒りました。すると、塩というのは加熱しても焦げないものらしいのですが、黄色く変色しました。ただ、ここに至るまでに色々ありすぎて、もはや変色した程度だと何も響きません。多少焦げついたところで、塩として使えれば何でもいいと思っています。その後加熱が完了し、多少黄色いながらも使えそうな塩が完成しましたが、一度水に溶けて加熱したからなのか、あの時とは異なった粗塩のようになり、塩の中でもオシャレな部類へと変化しました。カルディで売っていそうです」

---フライパンで炒ったのですね！素晴らしいアイディアです。貴重なお話をありがとうございました。

「芸術点高い」「漫画みたい」落ちていく瓶に爆笑

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

鍋に落ちた塩の瓶から空気が抜けてる様子から今まさに沈んでる途中っていうのがありありと見て取れて芸術点高い

高濃度ですね

救出を諦めて写真撮ってるのすき

漫画みたい…ｗ

昇る気泡が哀愁を漂わせる……

熱くなった塩の瓶を救いあげるのを諦め、せめて笑い話として昇華すべく写真を撮った投稿者さんの心意気に笑いながらも感心した方が多いようでした。

同じように調味料を瓶ごと熱湯の中に入れてしまった経験を持つ方も少なくないようで、さまざまなアドバイスも寄せられていました。

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取材協力：雛見沢くるみ（@kurumi_pgm）さん