1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【竹橋】丸紅ギャラリー 企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展

【竹橋】丸紅ギャラリー 企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展

  • 2025.4.20

春の訪れを告げる女神《美しきシモネッタ》を見に行こう!

丸紅ギャラリーで開催中の企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展[2025年3月18日(火)~5月24日(土)]を見て来ました。

サンドロ・ボッティチェリの《美しきシモネッタ》のモデルとされるシモネッタ・ヴェスプッチは、フィレンツェ共和国を統治したロレンツォ・デ・メディチ(ロレンツォ豪華王)が催した馬上槍試合で、勝者に兜を渡す女神役に選ばれ、その美貌で一躍知られる存在となった女性です。

「フィレンツェの春」「ルネサンスの春」として象徴的存在だったシモネッタは、1475年までの6年間、フィレンツェの社交界で華やかな生活を送りますが、若くして亡くなります。

本展は、丸紅所蔵の日本で唯一のサンドロ・ボッティチェリのテンペラ画《美しきシモネッタ》の特別公開展です。

※展示室内は撮影禁止です。

出典:リビング東京Web

企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展 丸紅ギャラリー展示室入口

レオナルド・ダ・ビンチも描いた⁈かもしれない《美しきシモネッタ》

レオナルド・ダ・ビンチの素描《女性の頭部》、ボッティチェリによる3点の「シモネッタ」の肖像

イタリアのウフィツィ美術館所蔵のレオナルド・ダ・ビンチの素描《女性の頭部》(左側パネル)は「眠れる美女」の別称で呼ばれているそうです。

レオナルドは若くして亡くなったシモネッタの葬儀を目撃した可能性があることから、モデルはその時のシモネッタを描いたのではないかと推察する研究者もあるそうですが、確かなことは分かっていないそうです。 どことなくシモネッタの面影が感じられます。

右のパネルは、世界に5点ほどあると言われるボッティチェリが描いたとされるシモネッタの肖像画のうち、丸紅所蔵とフランクフルト・アム・マイン、シュテーデル美術館所蔵の肖像画と、オックスフォード、アシュモリアン博物館所蔵の素描についての比較解説パネルです。 シモネッタの肖像画についてはそれぞれの作品の制作年代などまだ推定の段階ですが、今後研究が進んで新しいことが明らかになるかもしれません。

出典:リビング東京Web

企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展 パネル展示風景 丸紅ギャラリー

ルネサンスの春の象徴的存在《美しきシモネッタ》

《プリマヴェーラ(春)》や《ヴィーナスの誕生》のモデルであったと言われるシモネッタ・ヴェスプッチは、1453年にジェノヴァ共和国の富裕な商人の娘として生まれました。 1468年にアメリゴ・ヴェスプッチ(アメリカ大陸の名のもとになった探検家)の従兄のマルコ・ヴェスプッチと結婚しフィレンツェで暮らします。

1469年、父ピエロの跡を継いだロレンツォ豪華王の統治下のフィレンツェ共和国では、貿易で財を成したメディチ家が、新プラトン主義の下、芸術や文化の復興を推進したルネサンスの時代でした。 メディチ家とも関係が深かったヴェスプッチ家は、ボッティチェリと同じオニサンティ地区に住んでいたとのこと。シモネッタとも顔を合わせていたと思われ、彼女から霊感を得て作品を製作していた可能性はとても高いとのことでした。

当時の既婚の女性の肖像画は着飾って髪を結い上げた横顔として描かれるそうです。 サンドロ・ボッティチェリの《美しきシモネッタ》は、宝石を身に着け、着飾って金髪を後ろに結い上げていますが、顔の横にも髪を垂らしている姿は古代ギリシャの女神のようです。

出典:リビング東京Web

サンドロ・ボッティチェリ 《美しきシモネッタ》 15世紀後半(1469-75年頃) 東京 丸紅株式会社 丸紅ギャラリー

出典:リビング東京Web

企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展 パネル展示風景 丸紅ギャラリー

《美しきシモネッタ》のタイトルについて

丸紅所蔵の《美しきシモネッタ》のタイトルは日本の美術史家・矢代幸雄著『サンドロ・ボッティチェルリ』第2版(1929年刊行)によるものだそうです。

2025年は、ボッティチェリの研究で世界的に知られる矢代幸雄の没後50周年にあたります。また、シモネッタが登場する小説『春の戴冠』の著者・辻邦生の生誕100年にあたります。 展示室には、矢代幸雄の没後50周年と辻邦生の生誕100年を記念して著作が展示されていました。

出典:リビング東京Web

企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展 矢代幸雄の著作展示風景 丸紅ギャラリー

東京国立近代美術館「美術館の春まつり」と連携、春のお出かけに

本展は、東京国立近代美術館で今年も開催される「美術館の春まつり」と連携した特別公開展です。

丸紅ギャラリーで開催中の企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展は5月24日(土)までです。

春の花の香りを放つようにルネサンスの名画の息吹を今に伝えるサンドロ・ボッティチェリ《美しきシモネッタ》に会いに是非お出かけください。

出典:リビング東京Web

右側、サンドロ・ボッティチェリ 《美しきシモネッタ》 15世紀後半(1469-75年頃) 東京 丸紅株式会社 丸紅ギャラリー

ギャラリーグッズ

ギャラリーグッズは、企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展にちなんだリングノート(550円)、お米でつくられたマグネット(550円)を購入。 お米でつくられたマグネットは「ライスレジン」お米(非食用、食用に適さない古米など)由来の国産バイオマスプラスチック製です。

出典:リビング東京Web

ミュージアムグッズ 丸紅ギャラリー

イタリアン・レストラン VERTERRAZA

丸紅ギャラリーと同じフロアにあるイタリアン・レストラン VERTERRAZA。展覧会にちなんだメニュー、~生麵リングイネ~ 鰆(さわら)のカレッテイエーラ(1‚680円)をいただきました。 淡白な鰆にスパイシーなソースがよく合います。※価格は全て税込みです。

営業時間:11:00~22:00(LO Food 21:00/Drink 21:30)
電話:03-6810-0350
定休日:土曜、日曜、祝日、年末年始
※ギャラリー開催時 土曜営業 11:00~17:00

出典:リビング東京Web

~生麵リングイネ~ 鰆(さわら)のカレッテイエーラ(1‚680円) イタリアン・レストラン VERTERRAZA

〇企画展『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展
会期:2025年3月18日(火)~5月24日(土)
※参考:杉浦勉著 図録『サンドロ・ボッティチェリ 美しきシモネッタ』2025年2月28日発行 発行:丸紅株式会社

〇丸紅ギャラリー
URL:https://www.marubeni.com/gallery/
住所:東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル3階
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:日曜日、祝日、年末年始、展示替期間
交通:地下鉄「竹橋駅」3b 出口より徒歩 2分(東京メトロ東西線)、地下鉄「大手町駅」C2b 出口より徒歩 6分(東京メトロ千代田線)、地下鉄「神保町駅」A9 出口より徒歩 7分(東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線・三田線)
※駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。
入館料:一般:500円
※高校生以下、障がい者とその介助者1名は無料
※着物・浴衣など、和装でのご来館の方は無料
※入館料は全額、社会福祉法人丸紅基金に寄付されます。
※支払時:現金利用不可。交通系IC、クレジットカード、QRコード決済などキャッシュレス決済のみ利用可能。

元記事で読む
の記事をもっとみる