「いいんだよシンプルで」デビュー20周年の歌詞に悩み…俳優である夫に救われたという人気女性歌手とは？

名曲を生み出す歌手にも、創作の苦悩はつきものです。特に節目となる記念作品では、プレッシャーや期待が重なり、筆が進まなくなることもあるでしょう。

そんななか、ある人気女性歌手が、20周年記念の歌詞制作に悩んだ際、俳優である夫の助けを得て乗り越えたエピソードが話題となりました。

20周年の歌詞を書くのに今まで以上に悩み、俳優である夫に救われたという女性歌手とは？

さて、クイズです。

ある女性歌手が、2025年5月1日放送のTOKYO FM『坂本美雨のディア・フレンズ』に出演。

デビュー20周年を記念したアルバム作成にて、作詞に苦労したと振り返りました。

苦悩する彼女を支えたのは、俳優である夫からの「いいんだよシンプルでって」という言葉だったのだそう。

果たして、その女性歌手とは一体誰でしょうか？

ヒント…

① 1984年生まれの女性ソロシンガー

② 2010年に俳優・永山瑛太さんと結婚

夫の協力のおかげで、15分ほどで歌詞が完成した

正解は、木村カエラさんでした。

坂本美雨さんのラジオに出演した木村さんは、デビュー20周年記念のベスト盤制作時の作詞秘話を明かしました。なかでも話題を呼んだのは、夫・永山瑛太さんとのエピソードです。

木村さんは20周年記念の歌詞を書く際、今まで以上に悩んでしまったと振り返った木村さん。なんと、15パターンものアイデアを書き留めたそうですが、どれが良いのか分からなくなってしまったのだとか。そんなとき「何がやりたいの」と、夫である永山さんが助け舟を出してくれたのだそうです。

この時のことについて、木村さんは「最終的に私が悩みすぎて家で瑛太君が、何がやりたいの、みたいなと（聞かれて）止められて。（自身は）分からなくなりました、みたいな（と答えた）。じゃあインタビューしますと言われて。20年たってどうですかとか聞かれてるのを、（歌詞のメモに）殴り書きで答えを出していて。そのインタビューしてくれた後に、15分くらいで歌詞ができあがったんですよ」と告白。夫とのやりとりがヒントになり、歌詞ができたと明かしました。

エピソードを知ると、より好きになるかも

また、永山さんは木村さんに“シンプルでいいんだよ”というアドバイスもしてくれたのだそう。「いいんだよシンプルでって。そのきっかけになったインタビューのメモ書きもある。おもしろいよね」と、貴重な夫婦のやり取りを語ってくれました。

永山さんのサポートもありつつ完成したという20周年記念アルバム。制作背景を知ると、より深く楽曲を楽しめそうですよね。