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「自分の権利ばっか主張する」「客としては一段落ちる」ラジオリスナーの格付けを語った【国民的アナウンサー】とは?

  • 2025.6.4
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

インターネットの発展とともに、ラジオの楽しみ方も多様化しています。リアルタイムで聴く“生放送”はもちろん、ポッドキャストやタイムフリー機能であとから聴取する“あと聴き”リスナーも増加。さらには、SNSや動画投稿サイトを通じてラジオに触れる層も広がっています。

そんな時代の変化のなか、あるアナウンサーが番組内で披露した“リスナー格付け”が話題を呼びました。本人は冗談めかしながらも、長年ラジオを愛するがゆえの本音がにじむ、鋭くも愛ある発言とは?

ラジオリスナーの格付けを語ったアナウンサーとは?

ではここでクイズです!

「ポッドキャストのタイムフリー組は二の次」「客としては一段落ちる」と語り、ラジオリスナーを“ランク分け”したアナウンサーとは誰でしょうか?

ヒント…

①TBSアナウンサーで、知性と毒舌をあわせ持つ人気者

②ラジオ番組『日曜天国』の声の主です

「ポッドキャストのタイムフリー組は二の次だからね?客としては一段落ちるからね。」

正解は…安住紳一郎さんです!

安住紳一郎さんは、2025年4月13日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』」に出演し、自身の考える“ラジオリスナーの格付け”について独自の視点で語りました。

この日はTikTokで番組の切り抜き動画が出回っていることについて話題がおよび、「TikTokさんで、番組の切り抜きなどを編集して、お出しになっている方がいて、それを見た方が大変、聴いて下さっているという傾向がある」と一定の評価を見せました。

しかしその後、リスナーの聴取スタイルによる温度差にも言及し、「何度も言ってますけど、この時間でAM放送を聴いている人が一番のお客さんですよ」と、生放送リスナーを最上位に位置付ける発言をします。

さらに持論は続きます。「すぐみんな自分の権利ばっか主張するんだけど、ポッドキャストのタイムフリー組は二の次だからね?客としては一段落ちるからね。B席だからね、何回も言うけれどね」と語り、スタジオは苦笑。SNSを通じて番組を知った層については、「SNSはC席。で、違法YouTubeとかは立ち見だからね?立ち見の客が金も払ってないのに、ギャーギャー文句言うんじゃないよ?わかった?」と辛辣なコメントを投下し、アシスタントの中澤有美子さんを笑わせていました。

「お先真っ暗なので、どうぞよろしくお願いします」

またこの発言の裏には、講談師の神田伯山さんの影響もあったようで、「ごめんなさい。また(神田)伯山さんのラジオを聴いちゃったから」とおどけながら説明しました。

とはいえ、最後には安住さんらしくユーモアをもって締めくくり、「ただ、AMラジオの世界のなかに閉じこもっていても、お先真っ暗なので、どうぞよろしくお願いします」と、開かれたラジオの未来への希望も忘れませんでした。

エピソードを知るとより好きになるかも!

“生放送至上主義”を冗談めかしながらも貫いた安住紳一郎さんの発言は、ラジオ愛と職人としての矜持が込められたものでした。

リスナーのスタイルが多様化するなかで、どの聴取方法にも一長一短はあるもの。けれど、リアルタイムでつながる“ライブ感”に、ラジオの本質があるメッセージが安住さんの言葉には込められていたのかもしれません!