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「飲み食いで毎月800から1000万使ってる」コワモテ俳優・小沢仁志が「最後の弟子だ」と語った【大御所俳優】とは?

  • 2025.6.3
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(C)SANKEI

“任侠映画界の顔役”として圧倒的な存在感を放つ俳優・小沢仁志さん。強面のイメージとは裏腹に、語り口からにじみ出る人情味と礼節へのこだわりに、長年のファンも多い存在です。

そんな小沢さんが2025年4月30日放送のABCテレビ『これ余談なんですけど…』に出演し、“最後の弟子”として慕ったという大御所俳優との忘れられない交流を語りました。その相手は、飲み会に月1000万円を使うという豪快な人物。まさに“昭和の男”ならではの破天荒な逸話が飛び出しました。

さて、その“最後の弟子”を自認するほど慕っていた大物俳優とは一体誰だったのでしょうか?

小沢仁志さんが「最後の弟子だ」と語った大御所俳優とは?

ここでクイズです!

小沢仁志さんが「最後の弟子」と公言し、月に800〜1000万円を飲み食いに費やしていたという豪快な大御所俳優とは?

ヒント…

①数々の任侠映画を主演として支えた“銀幕のアウトロー”

②釣り、バラエティ、時代劇…全方位で魅せた昭和のスター

「望まれてない感満載だった」

正解は、俳優の松方弘樹さんです!

小沢さんは、かつてテレビ朝日系の時代劇『素浪人 月影兵庫』で松方さんと共演。当時について小沢さんは「松方さんが主演の『月影兵庫』っていう時代劇やったときに、俺、時代劇全然経験なくて迷惑かかるから断った」と明かしましたが、「本人から電話かかってきて“てめえ、なに偉そうに断ってんだ。明後日、スーツケースに荷物ぶち込んで京都来い”」と松方さん直々の“喝”を受け、現場へ向かったと語ります。

初めのうちは「望まれてない感満載だった」としながらも、毎晩飲んで遅刻するうちに、「俺の気持ちわかってくれたみたいで何も言わない」ようになったようです。

”飲み食いで毎月800から1000万使ってる”

そんな松方さんの“伝説”として語られたのが、打ち上げのスケール。小沢さんは「ドラマで1週間に1本撮ってて、毎週末、全然関係ないスタッフ入れて100人くらい、嵐山の有名なすきやき屋で打ち上げやんだよ」と明かし、司会の濱家隆一さんが「一晩松方さんレベルの人が飲み歩くと数百万とですよね?」と問うと、「なんかで聞いたけど、月の飲み食いで毎月松方さんって800から1000万使ってるって」と衝撃の事実を語りました。

ある日、松方さんの代わりに100人規模の打ち上げ幹事を任された小沢さん。「打ち上げの日が近づいてきていくら持って行けば足りるんだろうって」そわそわしていたそうですが、「終わって会計行ったら、松方さんの京都のお付きの人が“松方(さん)が払ってるに決まってんだろ”って」その粋な計らいに、小沢さんは「だから、次現場行ったときみんな態度ゴロッと変わるからね」と回顧。

濱家さんが「それも松方さん見越してのことですか?」と尋ねると、小沢さんは「言わないけど、俺の方見ててそういうのやって」と、松方さんなりの気遣いだったのではと語りました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

昭和のスター・松方弘樹さんの豪快で懐の深い人柄を弟子として肌で感じていた小沢仁志さん。その言葉の端々からは、尊敬と感謝がにじみ出ていました。

ただの破天荒では終わらない“義理人情の男”の美学。その背中を見て育った“最後の弟子”小沢さんが、こうして語り継ぐことで、松方さんの伝説はこれからも語り継がれていくのでしょう!