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医師「絶対にやめてください」→間違った『乳液』のつけ方をしてるかも…肌荒れが加速するNG行動”とは?【医師が監修】

  • 2025.5.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「化粧水の後、すぐに乳液をつけるのはNG?」と耳にしたことはありませんか?

実際にどのタイミングでつけるのがベストなのか、迷っている人も多いはず。

この記事では、医師の監修の元、乳液をつけるベストなタイミングや、より効果的な使い方を分かりやすく解説します。

化粧水と乳液、どっちが先?基本的なスキンケアの順番

スキンケアの基本は、洗顔後の肌に化粧水をつけ、その後乳液をつけること。

これは、肌の水分を保ち、乾燥から守るための重要なステップです。 化粧水は、肌の水分を補給する役割を担い、肌の土台を整えます。

一方、乳液は、化粧水で補給した水分を閉じ込め、肌の保護膜を作る役割を担います。

ですから、化粧水の後に乳液をつけることで、水分が蒸発するのを防ぎ、潤いをキープできるのです。 しかし、「すぐに」つけるのがベストとは限りません。

ベストな時間は30秒~1分

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

化粧水をつけた直後に乳液をつけると、肌が水分を十分に吸収しきる前に乳液が膜を形成し、化粧水の浸透を妨げてしまう可能性があります。

そのため、化粧水をつけた後は、肌が化粧水を吸収する時間、つまり「肌が落ち着く時間」を少し与えることが大切です。

目安としては、化粧水をつけた後、30秒~1分程度置いてから乳液をつけるのが理想的です。 ただし、これはあくまで目安です。

乾燥が気になる人は、すぐに乳液をつけた方が良い場合もありますし、逆にオイリー肌の方は、少し長めに時間を空けた方が良いかもしれません。

自分の肌の状態をよく観察し、一番しっとりするタイミングを見つけることが大切です。

例えば、化粧水をつけた後、肌に少しベタつきを感じたら、乳液をつける前に軽くティッシュオフするのも有効です。

ゴシゴシ肌をこするのはNG!

乳液の使い方も、効果を左右する重要なポイントです。

ただ塗るだけでなく、手のひら全体を使って優しく、肌に馴染ませるように塗り込むことが大切です。ゴシゴシこすりつけるのは絶対にやめてください!

肌への負担を軽減し、より効果的に成分を浸透させるためには、優しく丁寧に扱うことが重要です。また、乳液をつけた後は、手のひらで優しく包み込むようにして、肌に温もりを与えてあげましょう。 これは、血行促進にも繋がり、より効果的なスキンケアにつながります。

さらに、季節や肌の状態に合わせて、乳液の種類を使い分けるのもおすすめです。乾燥が気になる冬は、保湿力の高い濃厚な乳液を、夏はさっぱりとした軽いテクスチャの乳液を選ぶなど、柔軟に対応することが大切です。

時間をおいたほうがいいのは『化粧下地』や『日焼け止め』

朝は洗顔後、スキンケアをしてすぐにメイクをする人も多いはず。

しかし乳液やクリームを塗ってから、化粧下地や日焼け止めを使用するのは5分程度時間を空けるようにしましょう。

スキンケアをしたばかりの肌にこれらを塗ることで、メイク崩れに繋がってしまうため注意が必要です。そのため、スキンケアは30秒~1分以内、それ以外は5分程度時間を空けるように心がけましょう。

スキンケアのやり方を見直してみよう!

化粧水と乳液の正しい使い方を理解することで、より効果的なスキンケアを実践できるようになります。

大切なのは、自分の肌の状態を観察し、自分に合ったタイミングと方法を見つけること。そして、焦らず丁寧に、優しく肌と向き合うことです。

乳液やクリームを塗った後すぐにメイクして崩れてしまった経験がある人も多いはず。スキンケアが正しいと、メイクの持ちが良くなるので、ぜひ実践してみてくださいね。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。