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最新第111巻にて“驚愕の事実”判明…!『ONE PIECE』エースが倒した“ハナフダ”のこれまで

  • 2025.5.31
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写真:PhotoAC

最新刊第111巻のSBSにて、驚きの事実が明らかになりました。
エースがかつて倒した「ハナフダ」というキャラクターが、あのウルティの父親だったのです。
この記事では、ハナフダとカイドウ、そしてルフィとエースの因縁について整理し、兄弟たちがカイドウを追い詰めた流れを読み解いていきます。

※この記事は『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

ハナフダの正体ーーゾオン系古代種の実を集めた男

エースに倒された「ハナフダ」は、ゾオン系“悪魔の実”の能力ばかりを集めていた存在でした。
その目的は、集めた悪魔の実をカイドウに提供するためです。

レアなゾオン系“悪魔の実”といえば、古代種の実で、百獣海賊団の大看板キング、飛び六胞のウルティやペーたん(ページワン)など、ワノ国編で猛威を振るった能力者たちの源です。

特に、キングの「リュウリュウの実 モデル“プテラノドン”」やクイーンの「リュウリュウの実 モデル“ブラキオサウルス” 」

そしてさらにレアなゾオン系“悪魔の実”といえば、幻獣種の実で、ヤマトの「イヌイヌの実 幻獣種 モデル“大口真神”(おおくちのまかみ)」など、重要なカイドウの関係者たちの悪魔の実は、全てハナフダが手に入れた可能性が高いと考えられています。

ハナフダの忠誠とその最期

ハナフダは、我が子であるウルティとペーたんすらも、カイドウに託していました。
これは単なる取引ではなく、カイドウを海賊王にするという強い信念によるものだったと思われます。

しかし、そんなハナフダはエースとの戦いに敗北。
しかもその後、ハナフダに恨みを持つ謎の海賊によって命を奪われたとされています。

この謎の海賊についてはまだ詳細が明かされていませんが、エースと同格級の強さを持っていた可能性が示唆されているということでしょう。

ハナフダの死によって、カイドウのもとに集まるゾオン系の悪魔の実は、古代種も幻獣種も通常のゾオン系も一気に減少したことになります。だからこそカイドウは、ドフラミンゴ(ジョーカー)とスマイルの取引をしていたと思われます。

カイドウと悪魔の実供給ルートの崩壊

ハナフダを失ったカイドウは、新たなゾオン系“悪魔の実”を手に入れる手段が大きく制限されました。
その後、カイドウは新世界で七武海のモリアを倒していますが、皮肉にも、ハナフダをエースが倒し、モリアはルフィが倒してしまいました。

さらにルフィは、

  • パンクハザードでシーザーを倒す
  • ドレスローザでドフラミンゴ(ジョーカー)を倒す

この一連の流れによりカイドウは、スマイル(人造ゾオン系果実)の供給ルートまでも潰されることになりました。

つまり、“東の海”(イーストブルー)出身の兄弟――エースとルフィが、カイドウの悪魔の実の供給網を断ち切り、結果としてカイドウ自身も倒す道筋を作ったことになります。

『ONE PIECE』における最大級のロマン

エースとルフィ――この兄弟の行動は、直接的でなくともカイドウに深刻なダメージを与え続けました。
エースがハナフダを倒し、ルフィはシーザーとジョーカーを倒し、そして二カに覚醒したルフィは、ついにはカイドウをも倒しました。

カイドウ率いる百獣海賊団という巨大な存在を追い詰めたのは、何よりもこの“兄弟の無意識な意志疎通”の積み重ねだったのかもしれません。

エースが果たせなかった夢と、ルフィが掴み取った未来。
その交差は、『ONE PIECE』という物語における最大級のロマンの一つと言えるでしょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【最新111巻‼】エースが倒した元七武海ハナフダのSBS新事実3選!