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黒ひげによって敗北…『ONE PIECE』“最強悪魔の実”を食べたのに残念な能力者【2選】

  • 2025.5.29
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写真:PhotoAC

『ONE PIECE』の世界には、“当たり”と呼ばれる悪魔の実が存在します。
その中でも特に強力とされるのが、ローの「オペオペの実」とエースの「メラメラの実」です。

しかし、どちらも能力としては最高クラスだったにもかかわらず、使用者である2人は思わぬ形で敗北を迎えています。
今回は、そんな“大当たりの悪魔の実”を持ちながら残念な運命を辿ったローとエースについて振り返っていきます。

※この記事は、『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

究極の能力「オペオペの実」を覚醒させたトラファルガー・ロー

「オペオペの実」は、作中でも究極の悪魔の実と呼ばれるほどのチート性能を誇ります。
ROOM(ルーム)内で対象を自在に切断・移動・接合できるばかりか、人格の入れ替えや不老手術まで可能な、まさに万能の能力です。

トラファルガー・ローのこの能力は、かつて恩人である「コラソン」が命を賭けて与えてくれたものであり、ローはその恩を忘れずに大切にしながら、13年の歳月をかけてついに覚醒まで到達させました。

覚醒後は、「K・ROOM(クローム)」や「R・ROOM(リルーム)」による長距離攻撃や、「衝撃波動(ショックヴィレ)」などの電撃攻撃で、ビッグ・マムに匹敵する破壊力を見せるまでに成長。
しかし、黒ひげとの激突で敗北を喫してしまい、現在は生死不明のままとなっています。

「メラメラの実」を手にしながらも敗れたエース

一方、エースが食べた「メラメラの実」は、自然系(ロギア)でも屈指の人気と実力を誇る能力です。

身体を炎に変化させ、攻防ともに高い性能を持つ大当たりの実。
エースはこの力で敵を次々に倒し、海賊として急成長しました。
七武海の勧誘を断り、ジンベエと5日間の死闘を繰り広げた末に、白ひげ海賊団2番隊隊長にまで上り詰めます。

懸賞金は5億5000万ベリーと若手としては破格の評価を得ながらも、バナロ島で黒ひげに敗れ、最終的には頂上戦争で赤犬の攻撃により命を落とすという衝撃的な最期を迎えます。

二人の敗北を決定づけたのは“黒ひげ”だった

ローとエース、2人に共通するのは、どちらも“黒ひげ”によって道を断たれているという点です。

黒ひげは、あのシャンクスに左目に傷を負わせた人物で、“D”の名前まで持ち、世界の理(ことわり)を揺るがすような行動を繰り返してきました。
ティーチという本名や、闇に関わる伏線の多さなどから、今後も『ONE PIECE』の中核を担う存在であることは間違いありません。

エースとの因縁、ローとの戦い、そしてシャンクスとの因果。

全てが、黒ひげというキャラクターの“重さ”を証明しています。

まとめ ”大当たりの悪魔の実でも勝てない時代へ”

「オペオペの実」も「メラメラの実」も、いずれも作中屈指の大当たり能力。
それでも“悪魔の実”の能力だけでは勝てない世界が『ONE PIECE』には存在しています。

現在のストーリーでは、カイドウやシャンクスのように、「覇気」を極めたキャラクターが能力者以上の存在として描かれつつあります。
“悪魔の実”の能力を持つことよりも、それをどう使い、どう生きるか――。

ローやエースの残した戦いからは、そんな『ONE PIECE』らしいメッセージが見えてくるようですね。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕‼】最強で大当たりの悪魔の実を食べたのにヤバイ残念な能力者2選!