大ハズレの“最弱悪魔の実”を食べたのに…『ONE PIECE』最強になった能力者【３選】

『ONE PIECE』の世界には、“当たり”の悪魔の実と“ハズレ”の悪魔の実が存在します。
しかし、中には一見“ハズレ”と思える能力を手に入れながら、驚くほど強大な力を発揮しているキャラクターもいます。
今回は、そんなチョッパーとシリュウについて、彼らの秘められた可能性を掘り下げていきます。

※本記事は『ONE PIECE』第111巻までのネタバレを含みます。

ハズレ？幻獣種？チョッパーの「ヒトヒトの実」の正体

まずはチョッパーの能力について見ていきましょう。

彼が食べたのはヒトヒトの実――その名の通り、“人間になれる”能力を持つ動物系の悪魔の実です。

普通の人間が食べても、ただ泳げなくなるだけの“ハズレ”の悪魔の実です。
青っ鼻のトナカイだったチョッパーが、空腹のあまりヒトヒトの実を食べたコトにより、泳げない人どころか、化け物のような姿にまで変身できるようになりました。

このヒトヒトの実シリーズには、非常に興味深い特徴があります。
これまでに登場しているヒトヒトの実は…
・センゴクの大仏（幻獣種）
・ルフィのニカ（幻獣種）

つまり、ヒトヒトの実のバリエーションは今のところ幻獣種だらけなのです。
チョッパーが食べた実も、実は幻獣種の一種なのではないか、という説が浮上しています。

動物（ゾオン）系の覚醒の条件とされる羽衣もチョッパーの話にはまだ描かれていません。
これは、彼がまだ覚醒していない可能性を示しているのかもしれません。

もし覚醒が描かれるとしたら、完全な人間になるのか、それとも逆に完全なトナカイになるのか。
どちらに転ぶのかは、今後の物語の見どころとなりそうです。

シリュウの「スケスケの実」は本当にハズレなのか

続いて、黒ひげ海賊団の幹部であるシリュウを見ていきましょう。
彼が持つ能力はスケスケの実。これは、透明人間になるというシンプルな能力です。

一見すると便利な能力ですが、現在の『ONE PIECE』世界では見聞色の覇気は誰でも使えます。
そのため、「透明になったところで見破られる」と考えられ、あまり強力ではない“ハズレ”の悪魔の実とも言われがちです。
ゾロとの対決が予想されていますが、ゾロの見聞色によって、シリュウの攻撃が当たらない可能性も指摘されています。

ここで注目したいのが、シリュウがすでに覚醒している可能性です。
ハチノスでは、シリュウがコビーの不意を突き、それをガープが身を挺して守り、代わりに突き刺された描写がありました。
このことから、シリュウのスケスケの実の能力は、コビーの見聞色でも捉えられないほどのレベルに達している可能性が伺えます。

さらに、悪魔の実の覚醒には能力を他者にも付与できるという特徴があるケースもあります。
（例：カタクリのモチモチの実覚醒による周囲の操作）

もしシリュウが覚醒し、スケスケの実の力を仲間にも付与できるようになれば、”超大型巨人のサンファン・ウルフを透明化 → 巨体から繰り出す、見えない不意打ち”といった戦術も可能になります。
そうなれば、黒ひげ海賊団は四皇の中でも最強クラスの海賊団に成り上がる可能性を秘めています。

まとめ

今回取り上げた、「チョッパーのヒトヒトの実」と「シリュウのスケスケの実」。
どちらも一見“ハズレ”と思われがちな能力ですが、覚醒や種別の可能性を探ると、まだまだ底が知れません。

特にチョッパーは、今後“幻獣種”として覚醒することで、戦力的にも物語的にも新たな展開が待っているかもしれません。
シリュウもまた、覚醒によって「見聞色でも感知できない存在」となれば、これまでのバランスを大きく崩す存在になり得ます。

“ハズレ”能力が真の力を発揮する日――その時、世界はどう変わるのか。
今後の展開に注目です！

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出典：「ゆっくり考察クリーム」
動画：【驚愕‼】最弱で大ハズレの悪魔の実を食べヤバイ最強になった能力者3選！