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ルフィは2年前より100倍強い…『ONE PIECE』黄猿が最強赤犬の発言に涙、ブチギレた“驚愕展開”

  • 2025.5.21
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写真:PhotoAC

エッグヘッド編では、ついにルフィが黄猿を倒すという驚きの展開が描かれました。
2年前、黄猿に手も足も出なかったルフィ。

たった2年でここまで成長したことは、皆さんの中にも強く印象に残っているのではないでしょうか。

また、エッグヘッド編で描かれた黄猿の人間らしさや泥臭さに胸打たれた人も少なくないと思います。
この記事では、ルフィと黄猿の強さの比較、そして、迷い続けた黄猿が今後どう動くのかを考察していきます。

※この記事は『ONE PIECE』のコミックス111巻までのネタバレを含みます。

2年前の自分と決別したルフィ

エッグヘッド編で、一戦を交えたルフィと黄猿。

108巻1091話での、戦いの最初にルフィが黄猿に放った言葉は、「おれ達は2年前の 100倍強ェぞ」というものでした。
これは、2年前のシャボンディ諸島編での過去の自分と今の自分を比べたものです。
あの時のルフィは、黄猿の圧倒的な力を前に、必死に逃げることしかできませんでした。
レイリーに助けられて命からがら逃げだしたという、苦い記憶の1つです。

しかし、今のルフィはあの頃とはまるで異なります。
黄猿に蹴りを叩き込み、堂々と戦い、そして勝利しました。
ルフィの強さは、すでに海軍大将クラスを超え、レイリーと並ぶか、あるいは超えるほどのレベルに達しているのです。

迷い続けた黄猿の苦悩

一方、黄猿はこの戦いで多くを見失いました。
彼は、かねてから「どっちつかずの正義」を掲げ続け、戦うべきか、立ち止まるべきかを決めかねていました。
その迷いは、エッグヘッド編でさらに強調されます。

特に、戦桃丸との戦いは、黄猿にとって苦しいものでした。
戦桃丸は任務によりベガパンクを守るために立ちはだかりますが、黄猿にとっては数少ない心を許せる存在です。
それでも、任務を果たすために戦う――その決断が黄猿をさらに迷わせたのでしょう。

黄猿の人間らしさが垣間見えた瞬間

黄猿はルフィに敗れたあと、サターン聖に任せて戦線を離脱します。
光の速さを持つ男が、自ら戦いから距離を取る――これこそ、黄猿の迷いそのもの。

そしてその後、ルフィにご飯を与えるという、海軍としてあるまじき行動に出ます。
もはや「どっちつかずの正義」すらも超えて、心のままに動いた結果です。

その迷いは、赤犬(サカズキ)の心ない言葉に対して111巻1124話で「てめェの目で見に来いや クソガキ!!!」と、怒りをぶつけたシーンにも表れていました。
年下の赤犬に、初めて感情を剥き出しにした瞬間でした。

その結果、黄猿は立場上は対立していたベガパンク、戦桃丸、ボニー、クマら大切な存在を全員逃がすという、海軍大将としては考えられない行動を取りました。

迷いを捨てた黄猿は最強になれるのか

『ONE PIECE』という世界の中では、「迷いがある者は弱い」とされています。
実際、海軍中将であるガープが、それを強く語るシーンがありました。
黄猿は2年前、迷いがなかったからこそルフィを圧倒できたのかもしれません。
しかし今、その迷いが黄猿の力を鈍らせています。

しかし――赤犬への怒りをきっかけに、黄猿が迷いを捨てたとしたら。
親友ベガパンクを失い、心の奥底から決意を固めた黄猿は、海軍を裏切り、ルフィと共闘する可能性も考えられます。
そうなれば、迷いを晴らした黄猿は、最強の赤犬すら倒す存在になるかもしれません。

単なる戦いではない…

いかがだったでしょうか。

ルフィと黄猿の戦いは、単なる勝敗以上に、それぞれの正義や信念を問う戦いでもありました。
黄猿は迷い続けたことで敗北しましたが、その迷いを振り切った時、彼は新たな道を歩むでしょう。

海軍大将としてではなく、ベガパンクのため、戦桃丸のため、そして自分の正義のために。

黄猿とルフィが肩を並べる日が来るかもしれませんね。
今後の展開が楽しみです!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕‼】ルフィは黄猿より100倍強い!最強赤犬の発言に涙を流しブチギレて裏切る