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「ママ友を作らないと!」と焦っていた私 → 保育士の友人が『明かした実情』に「肩の力が抜けた」

  • 2025.4.15

子どもが生まれると、ママ友作りに焦りを感じるもの。ネットで見る理想的なママ友像にとらわれていた友人は、自分に合ったママ友との付き合い方を見出します。適度な距離感を保ちながら築く、心地よい関係のママ友とは? 友人が、貴重な体験談を聞かせてくれました。

郊外生活と予想外のママ友の存在

結婚を機に郊外へ引っ越した私たち夫婦。しばらくして子宝にも恵まれました。

出産前はフルタイムで働いており、朝早く家を出て夜帰宅する生活を送っていた私。そのため、近所の様子にはまったく気を配っていませんでした。

そして子どもが1歳前後になったある週末、外に出て驚きました。

周りには、子ども同士を遊ばせながらお母さんたちが立ち話をしている光景が広がっていたのです。すでに近所のママたちが知り合いになっていると気付き、「子どものためにママ友を作ったほうが良い」と焦りを感じました。

ママ友作りへの葛藤と新たな視点

とはいえ、ママ友作りは簡単なことではありません。わかっているものの、ネットで「ママ友」の情報を見ては焦る私。

そんなとき、保育士である友人Kと話す機会がありました。

Kも子どもがいますが、「仕事柄ママ友は作らないって決めてる。面倒なのわかってるし」と話していました。保育士という仕事柄、ママ友から保育園の情報や子どものことを根掘り葉掘り聞かれる経験を何度もしており、それがものすごく嫌だったそうです。

この話を聞いて、「ママ友を作らない人もいるんだ」と肩の力が抜けました。

自然体で築く心地よい関係

それからは、「焦らず自然な流れに任せよう」と考えるようになりました。自然に任せすぎたのか、子どもが小さい間はママ友と呼べる人は1人もできませんでした。

そして子どもが小学校に入ったころ、子どもを通じて話せる相手ができたのです。

子どもを通じてできたママ友

きっかけは、子ども同士がクラスも学童も同じということでした。共通の話題が多く、適度な距離感で会話を楽しめました。会えば挨拶をしたり、時間があれば立ち話をしたり。

ママ友とは深く付き合う人もいると聞きますが、私はこのくらいの関係が心地よいのです。

子どもも小学生になって実感したのは、ママ友は無理に作るものではなく、自分と波長の合う人が自然と現れるものだということ。ネットでよく見る「食事に行くママ友」「相談するママ友」というのは、私には関係のない話だと思えるようになりました。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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