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「余った分だけ持ち帰って」が通じないママ友に、どう向き合う? マナー違反を赤面させた『賢い伝え方』

  • 2026.3.12

皆さんは、善意で行っていることが一部の人の行動によって台無しになり、モヤモヤした経験はありませんか。相手に悪気がないように見えても、周囲とのバランスが崩れると関係にひずみが生まれてしまうものですよね。今回は、筆者の友人T子が地域の交流会で体験した、困ったママ友の行動がなくなり、スカッとしたエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp
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自分の作ったお菓子がみんなの笑顔の源に

T子は、小学2年生の娘を育てる30代の主婦です。月に2回ほど地域の公民館で、子どもからお年寄りまで気軽に集まれる交流会を開いています。お菓子作りが得意なT子は、手作りクッキーやケーキを持参したり、子ども達と一緒に簡単なお菓子を作ったりして、場を盛り上げていました。参加者からも好評で、みんなの笑顔が広がる、和やかな時間を過ごしていました。

しかし、ひとつだけ頭を悩ませる出来事がありました。それは、よく参加するママ友のN美の行動でした。

注意してもなかなか改善しない迷惑行為

みんなのために用意したお菓子が減るスピードがおかしい。ふと見ると、保存袋にお菓子を詰め、バッグへ入れているN美の姿が。その場面をT子は何度も目撃していたのです。

「地域の方と子ども達がみんなで楽しく食べる分だから、持ち帰りは余った分だけにしてね」とT子はやんわり注意しました。しかし、その場では「ごめんね〜」と返答するものの、N美は次の回でも同じ行動を繰り返します。

他の参加者からは「最近お菓子足りないね〜」との声もちらほら。T子はどう対処すべきか悩んでいました。善意でやっていることだからこそ、強く言って角が立ち、場の雰囲気が悪くなることを避けたかったのです。

私が言いたかったことを代弁してくれた救世主

転機は、地域のボランティアスタッフである70代のK子さんの一言でした。ある日のこと、N美がいつものように袋にお菓子を詰め始めた瞬間、K子さんがにこやかに声をかけたのです。

「それ、今日ここにいるみんなの会費とT子ちゃんの実費で用意してるのよ。みんなで楽しむ場に用意されたものなのだから、ここで味わいましょうよ」と、穏やかながらも、場にいる全員が「そうよね」と頷けるような明るいトーンで言ってくれたのです。

その言葉にN美はピタリと手を止めて赤面します。「ごめんなさい、つい……」と小さく謝り、持ち帰ろうとしていたお菓子を、袋からそっと元の場所に戻しました。

それ以降、N美がお菓子を勝手に持ち帰ることはなくなりました。むしろ片付けを手伝うようになり、「これ、おいしいからレシピ教えて」と話しかけてくるように。

善意の場は、その場のみんなの配慮で守られるもの。言いにくいことでも、伝え方次第で関係を壊さないものだと、実感できるエピソードでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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