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【シロアリ被害】あなたの家は大丈夫?チェックシートで調査!

  • 2025.4.21

1年に一度、4月後半から6月前半にかけて羽アリとなって飛び立つシロアリ。 。床下や柱の中など、目の届く場所に出現することが少ないため、発見が遅れがちに。実際、日本の家屋の約 3 軒に 1 軒がシロアリの被害を受けているものの、正しく理解している家庭はわずか1割程度という調査結果が出ています。
まずはシロアリの危険度を判定できるチェックシートをもとに、自宅の状況を把握していきましょう!

教えてくれたのは……
株式会社アサンテ

1970年に三洋消毒社として東京都府中市にて創業後、シロアリ対策をはじめとした総合ハウスメンテナンスサービスを提供する事業会社。半世紀にわたって培ってきたハウスメンテナンスの技術・知⾒を活かし、シロアリに関する知識や、防災の観点から⾒たシロアリ対策の重要性など情報発信を行っている。

シロアリ危険度チェックポイント

①自宅の周辺環境
□ 以前は田園地帯だった
□ 雨ざらしの廃材がある
□ 住宅が密集していて、日当たりが悪い
□ 4月〜6月に羽アリを見た
□ 5年以上、シロアリ防除をしていない

②玄関
□ 玄関に大量の黒い虫が発生したことがある
□ 玄関前にポーチがあり、雨が当たる
□ 玄関を水で流し洗いする
□ 襖の滑りが悪い
□ 勝手口の枠木の痛みが激しい

③屋内
□ クローゼット、押入がカビ臭い
□ 春〜夏、風呂に虫の羽が落ちていた
□ 廊下を歩くと“ミシミシ”と音がなる
□ 以前、水漏れや雨漏りをした事がある
□ 家の中で、羽アリを見た

④屋外
□ 門柱や垣根がグラグラする
□ 庭に杭や切り株がある
□ 外壁に雨漏りしたような染みがある
□ 庭に木製のベンチや小屋がある
□ 基礎の換気口が、ふさがれている

上記のチェック項目でひとつでも当てはまるものがある方は、シロアリ被害の予備軍です。気軽に危険度を調べることができるオンライン診断も活用して、自宅の現状を把握してみましょう。

まずは自分でチェック! 「シロアリ点検」のコツ

チェック項目による自己診断で、「急にシロアリの被害が心配になってきた……」という方も多いのではないでしょうか。いきなりプロの診断を依頼する前に、まずは自分で家の周辺を点検してみましょう。

【屋外のチェックポイント】

1、基礎コンクリート(一般に基礎、と呼びます)に不自然な土の道がないか
2、基礎に設置された換気口がエアコンの室外機や倉庫、荷物などでふさがれていないか
3、廃材や薪、家具などが、家の周囲に立てかけられていたり、庭などの土の上に積み上げられていないか

→家屋の基礎に不自然な土の道(蟻道)がある場合、危険度MAX。すでに家の中にシロアリが侵入している可能性が高いです。プロの診断を受け、適切な駆除を行うことをおすすめします。

【床下のチェックポイント】

1、床下の土が湿っていたり、床下に湿気がたまったりしていないか
2、配管からの水漏れはないか
3、床下に蟻道はないか
4、床下の木材をドライバーで突くと、ドライバーの先が木材に食い込むかどうか
5、床下にシロアリが生息していないか

→点検中に水漏れを発見したり、床下にもろい部分があることを確認したら要注意。すでにシロアリが侵入している恐れがあります。被害が及んでいる場合は床下全体の処理が必要となる可能性が高いため、早めに対策を打つようにしましょう。


定期的な点検こそが、シロアリ対策の基本。家の状態を把握しておけば、万が一シロアリの被害を受けていても、早期発見が可能になります。少しでも不安な点があれば、専門家へ相談の相談も検討してみてください。
 
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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